絶望の果て明日地球が滅亡したら、絶望は消えるのかな。明日朝日が昇ったら、絶望が終わるのかな。いつも自分のそばに寄り添っている絶望は、日常に隠しているのに突然自分を遮ってくる。ああ、そうだ。絶望はそこにいつもいる。明日も、明後日も、そのまた次の日も、絶望のない日はないのだと。思い知らされるのだろう。絶望に終わりがあるなら、そこが楽園で、希望の園であったなら、たどり着けるまで進んでいくしかない。