心と身体が悲鳴をあげて、一年以上もの間、何もできない人間になって、もう絶望の毎日だった。けど、回復の兆しが見えてきた今、思う事がある。
きっとこれは、これからの自分の進むべき道について、もう一度
よく考えなさいと、荒療治といえる時間を神様はくれたんじゃないかな。
心と身体が辛い状態の中、いつも思っていたのは、自分はこの世に必要ない人間になってしまうんじゃないかという、恐ろしい思いが頭の中を支配してしまっていた。
神様という存在が本当にあるのなら、なぜこんなつらい状況に自分を追い込んでいるのか、形のないもののせいにしていたけど、結局それは、どんなに考えてもどうにもならない事なんだって、悟ったのさ。
だから、下を向いていた自分の心を、少し前に向けて、心にわだかまっていた、固執していた自分を少し許して、解放してあげようと思う。
そうしたら、不思議と今までとは違う見方が、少しずつできるようになって、いろんな自分のこれからを考える事ができるようになった気がする。
昔の一番好きだった自分に戻りたいって、夢や希望を追いかけて、きらきらしていたころの自分に戻りたいって、そう思うようになったから。
変化を恐れない心と、もう少しの自分への優しさが、自分には必要なのかなってね。
そんな事を思えるようになった今、神様はいるのかもなって、都合よく思ってしまう自分に、ちょっと笑えたけど。
今はまだ、何も変わらないし、これから先も変わらないかもしれないけど、この先には、きっと新しい世界が待ってる。そう信じたい。
そんな今日この頃です。