なにも不器用が
悪いわけじゃないけど、
上手く気持ちを現せなくて、
自分の持て余した気持ちに、
翻弄されて、潰されて、
全部飲み込んでしまう。
そんな思いで、もうお腹一杯だから。
君に向ける瞳に、
届けばいいんだけど、
上手く伝えられなくて、
自分の臆病なところばかりに、
嫌気がさして、投げやりになって、
閉じこもってしまう。
そんな思いで、もうふらふらだけど。
真っ直ぐに、
真っ白には、
生きられないし、
気の利いた言葉も、
やさしい嘘も、
僕にはできないから、
頼りにはならないかも知れないけど、
君への思いは、
不器用なままでも、
素直に、
ずっと守っていきたい。