ブラック限りなく真っ黒。今の心さ。絶え間ない、鈍い痛みの波に漂ってる。強い痛みなら、もっと解放されるのに、真綿で締め付けるみたいに、微かにある意識の中で、静かに、確実に、傷めつづける。呼吸は深くなって、定まらない視線。何もかも、ぼんやりとしか映らない輪郭。色のない今に、僕は生かされ、形にならない、未来に殺されていく。真っ黒な憂鬱は、僕の日常。