おとぎ話 | あの日の時間をさがして

あの日の時間をさがして

ライティングヒーラーをめざして。


またひとつ、
後悔が積み上がってく。

次第に歪な形をして、
要塞のように。

いつかその中に、
トリコマレテ、
ワタシは後悔の塊になるだろう。

可哀想な心は、分裂し、罪の炎に焼き尽くされ、
赤い灰になる。



やがて涙の雨が落ち、
血の川が、すべてを飲み込んでいく。



まるで、おとぎ話のように。