こころのイタミ 犯してはいけない罪の代償は いちばん大切なものと 引き換えられて、うばわれる。 あのまま眠ってしまえば、楽だったのだろう。 何度となく、繰り返されるイタミは、シグナルだった。 あいつが私の前で、 泣く姿が今でも消えない。 私が引き換えられ、 奪われたのは、 あいつだった。