昭和元禄落語心中【九】 | わたし一人、u_know

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独り言です
東方神起ユンホが大好きです。
気遣いなく気ままに書いています。

斜め読み程度で、どうぞ。

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のこすところ、あと一回となりました。
寂しいです。

物語は、すでに昭和から平成へと移っており
小夏の子は、すでに少年。

岡田くん演じる八代目八雲も、ずいぶん歳をとりました。
年寄りメイクは、さほど違和感はありません。

老いるにつれて、芸に不安を抱き始める八雲。

そのむかし、いまの自分と同じころの
七代目八雲(平田満さん)が
高座でうまく噺を演れるか、
噺が飛んでしまわないか、恐い。
本番前は手の震えが止まらない。

噺家ってのは
こんなに
気持ちよくて
こんなに残酷なもんだ

と肩をおとして弱音を吐きました。


当時はそんなししょうの気持ちなど
分からなかった。
しかしいまとなれば
岡田八雲も、
まさに同じことで恐れを抱いているのです。

名人、
孤高でありながらも
やはり孤独な闇を抱える陰鬱な八雲を
岡田くんがうまいこと演じているなーと
感心します。




いまの八雲。

うちで稽古をしていても
次の言葉がでてこない時がある。
どうしても、出てこない。
手が震える。
徐々に、恐怖をいだくようになります。

あのときの、七代目が吐いていた弱音の意味を理解するように。。



また、小夏。
両親、助六とみよ吉が亡くなった、
その夜の
本当のことについて、記憶をたどろうとします。

八雲が、自分の両親をころ○た(八雲のせいでなくなった)んだと
記憶違いをし、また、そのように周りも
小夏には思い込ませようと努めてきました。
記憶ちがいや、嘘にきづきはじめる。

そこのところの真相を、どうしても
知りたい、思い出したい、
また、八雲も、当時のことを
そろそろ小夏に全て話そうと考え始める。

こなつが長年、人知れず
苦しんでいたのだと、身勝手であった自分を
責める。



また、
老いや、どことなく感じる体調の悪さから
いよいよ  し  に意識がむくように。 




そんなおり、与太郎と二人で親子会をひらくことに。

本番前、稽古をしているとそこに
助六の、ものいわぬ亡霊が。

「たちきり」。
噺の最中には、なんと
みよ吉の亡霊まで見るようになります。

みよきちは、助六との間に小夏をもうけながも、
しぬその瞬間まで、八雲(菊比古)に
恋い焦がれていたという芸者ですが。

そしてその、亡霊となったみよきちが
高座に上がり込み
最中の八雲に

べっとりと

しなだれかかります。
(ちょっと、ここはゾッとしました)


そのとき、突然八雲は、胸に激痛を覚えます。

それでもとにかく噺をおえ
幕が下りた瞬間にその場にたおれこみます。

病院へ運ばれますが

意識を失っているときに
走馬灯が巡ります。。

まあここは演出なんでアレですけど…

多くを抱えながら
生きてこなければいけなかった八雲に
思いを馳せると、
ぐっと涙が出そうになりました。
わたしは助六の生き方の方が好きなんですけど。


来週は最終回です。

たっぷりと、これまで見せてもらってきました。


しかし、ひとつ言わせてください。

松田のじーさんのハゲズラが
わらけてしゃーない。

松田のじーさんがウロつく
松田のじーさんが笑う
松田のじーさんがうろたえる

今回は出番がいつもより多く、
非常に重要なお芝居をされておりましたのに
わたしなんぞが失礼なんですが…

もう、あたまが不自然すぎて笑いを禁じ得ないとゆう…
(; ̄ー ̄Aツライ。。



ところで今また、回想話「心中」を見返しています。
やまざきいくさぶろーさんの
「芝浜」、やっぱりとっても素敵です。

短いまくらのときに羽織を脱ぐシーンがありますが、
羽織の紐を解く仕草が、とっても色っぽいんです♡


このまえ、あらためてアニメ版で
同じシーン、山寺宏一さんエンジル助六の「芝浜」をYouTubeで見てみたんですが、
やっぱり山寺さんの「芝浜」もほんと
超かっこよくて、
たっぷりと約8分間かな?聞かせてくれますので。
「芝浜」がいい話(人情話)ですので、
よけいに胸にぐっときました。
ようするに、泣きました。





ながながと失礼いたしましたm(__)m