シアターで見逃したま…そのうちこの映画のことも忘れていましたが数日前、NHK BSシネマで放送することを知り見ることができました
タイトルもシンプルでイイですね…
原作は ドリアン助川さん
… ん?聞いたことあるお名前…
あッ あのラジオ「テレフォン人生相談」のパーソナリティもされているドリアン助川さん…
今更 知ることになり驚きました
大して美味しくもないどら焼き屋の雇われ店長(永瀬正敏)のところに、あん作りの名人の老女(樹木希林)が応募してくる
彼女の作る美味しいあんが評判となり、並び客がでるほど店は繁盛する
そんなある日、急に客足が途絶える
理由は彼女がかつてハンセン病を患っていたという噂が広まったから…
テーマは、ハンセン病やその差別を取り上げたものではないですが、でもその関わりがあって成り立つストーリーなので、そこは重く辛く哀しく切ないです…
色々な感情が沸いて自然と涙しました…
いや~、いい映画でした
樹木希林さんあっての映画とも思えます
NHKで見る映画はノーカット、当然CMも入らないのでシアター気分で観賞できるのですよね
この映画に限らず、今回のように見逃している映画を観るにもお勧めです
映画ネタをもう1本…
過日の連休最終日、こちらはシアターへ観に行きました
独身を謳歌しお気楽に暮らしていた男性の元に、かつて関係をもった女性が赤ん坊を抱いて現れ「あなたの子よ」と預けたまま消息を絶つ
彼女を探すが見つけられないまま8年…事情により育てることになったその間ですっかり親子の密な関係ができていた
そこに身勝手にも子供を取り戻したいと母親が現れ…
…と、ざっくりとストーリー
う~ん… 正直、中弛みという感じはありました
期待し過ぎだったかしら…父と娘の心あたたまる感動作?そんな先入観で観たのですけどね
「泣けます」という触れ込みもあるようですが、私って冷たいのでしょうか…泣けません
でも 『最強のふたり』のオマール・シーが主演ということで、あの映画と同じで人の良さが感じられて、それは良かったのですけど、映画そのものは私は不完全燃焼かな…私はね
殿はそうでもないようで、良かったよ…と
そんな感想を話しながら、いつものコースでお茶とシェアしたランチ
映画って面白い