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ふうの贈り物

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4月が来そうなのに

今頃、プチ鏡餅の鏡開きをして

強風の音を聞きながら

おぜんざいを食べています。

 

充填式の2段がくっついたお餅です。

鏡餅は切ってはいけないと言われていますが

パン切りナイフ(冷凍食品が切れるもの)で

切りました。ごめんなさい。

 

子どもの頃は年末に、母が「もちっこ」という機械で

お餅の準備をしてくれました。

 

餅米を洗って、水につけ置いて、

もちっ子に入れて、蒸して、つきます。

つくときはかなり騒がしく、

子ども目線でちょっと怖い時もありました。

 

1回転目。まずは大きな鏡餅。

(鏡開きの頃にはひびが入って、手で

割って開いていたように記憶しています。)

2分して、丸く、重さで自然に平たくなるので

中高に形を整えます。

 

それから、白い丸い餅。

母が、もちっこから熱々のもちを取り出し、

1個分の大きさに手際よくちぎり、

子ども二人で、それをどんどん丸めます。

 

冷めると皺皺になるので、手早く丸めます。

くるんと表面をつるつるにして、裏できゅっと

綴じる感じにするときれいにできます。

 

あん餅も作ります。

母はあんも作っていました。

あんは、普通の甘いあんと塩あんの2種類ありました。

母は(なぜか)塩あんの方が好きで、母用です。

 

丸く平たくのばした白いもちの中に、

あらかじめ小さめに丸めてあるあんをのせて、

きんちゃく風に閉じて裏返します。

 

もちをついている段階で、具材を追加して、

青海苔を入れた緑のもちや

桜エビを入れて赤いもちも作ります。

木の箱に流し入れ、翌日固まってから

四角いお餅に切り分けます。

 

掘りごたつのあった友人の家では、

お餅を切り分けるとき、極薄にして、

2本の紐をねじりながらお餅を挟み込んで

天井から繋げて吊り下げ、

乾燥させて「おかきもち」を作っていました。

 

いろいろな思い出が膨らんで、

お餅のようです。

 

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