車椅子 | ふうの贈り物

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駅前のスーパーは夜遅くまで営業していますが、

通路が狭いのが難点です。


先日、車椅子のおじいさんが、商品棚の前にいました。

おばあさんの買い物に付き合っているようです。

私は車椅子のすぐ後ろの棚でトマトピューレを選んでいました。

おじいさんは気を使ってくださって、前にスイッと進みました。


レジに並んだ時には、おじいさんたちも買い物が終わっていて

おばあさんがおぼつかない手つきで商品を手提げ袋に入れていました。

夕方の混雑している時間だったので、狭い空間に人が行き交います。

そばで待っているおじいさんの車椅子に、

時々他の人やカゴがあたります。

そのたびに、申し訳なさそうにおじいさんが頭を下げます。


そのうち、おばあさんの作業があまりにゆっくりなのを見かねたのか

忙しそうな周りの雰囲気にいたたまれなくなったのか

おじいさんは、すっくり立ち上がり、(え!立てるの!)

おばあさんを手伝い始めました。

でも、足もとがやはりふらついています。


混む時間帯だったこともありますが

もう少し、車いすの人も気兼ねなく買い物ができるような

そんな店や町になればなあと思います。


まだ一人暮らしのころ、障害者の自立を支援するという活動に

参加していたことがあります。


その支援施設では、障害者の人たちが、一人で生活する方法や

ボランティアの人たちとの連携の仕方を学び、後には

町に出て、部屋を借りて、自分で生活していくのを助けるのですが、

私がお手伝いをしていたのは、

小児麻痺で体が思うように動かせない女性でした。

多少知的障害もあり、コミュニケーションが十分とれないこともありました。


昔であれば、社会的な偏見もあり、

家族が外出させないようにした時代もあったそうですが、

参加者の中には、障害者施設の大部屋に男女の別もなく入れられて、

プライバシーもなく生活させられていたという人もいました。

家族と暮らしている場合でも、家族だけでは背負いきれない部分が

家族にも本人にもストレスになっているケースもありました。


それらに比べれば、完全な自立ではないにせよ、

多くのボランティアさんの手をかりて、

町の中で暮らしていこうという試みは素晴らしい方法だと思います。


障害を持っている人に限らず、

人の助けを必要としている人は大勢います。

いろいろな人が、無理なく、できる範囲で助け合っていければ、

もっと楽しいかなと思います。  



追伸:長くなってごめんなさい・・・。

    最後まで読んでくださった方、ありがとドキドキ


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