はじめて「相続診断士会月例会」に参加しました。
毎月、講演を1時間半くらい行って、その後情報交換の時間を設けているようです。
2月のテーマは、
「遺品・不用品整理」でした。
仕組みは、依頼があれば、現地に出向き、
どのくらいの期間で整理できるか、
トラックの横づけはできるかor手で運ぶ距離がどのくらいあるか、
買取できる値打ち品はあるか
調査し、見積もりと日程調整をすることから始まります。
遺族は、被相続人の貯めていた遺品の価値がわからないので、
必要ないと思われていても価値の高いものも結構眠っているそうです。
その価値は、値引きとして引き算してもらえるそうです。
特に気を付けることは、
過去の思い出に当たる書類、写真などだそうで、
安直に捨ててしまうと取り返しのつかないことになってしまうので、
仕分けの際に「保留」という区分を設けているそうです。
捨てる、買い取る、保留ですね。
大事なのは、親族に整理を行うことを連絡しておくことです。
後で、整理してほしくなかったといわれたり、
要不要の判断が全く異なることがあるからです。
故人への思い出は人それぞれですからね。
私たちには、
不用品の処分と
書類・お金の整理
エンディングノート・遺言の作成
を勧められました。
エンディングノートには、
身辺情報や
大切な書類の保管場所
デジタル財産の整理を忘れずに!
とのことですよ。
終いであろうとなかろうと、
早いうちに整理し、更新を繰り返すことが肝要ですね。
本当に弱った時には、なーんにも分かりませんから…