皆さまお疲れ様です。卵です。

今日は医学部受験日記その3:昭和大学医学部です。


医、歯、薬、保険医療の四学部があり、一年生は全員山梨県の富士吉田キャンパスで寮生活が特徴的な大学です。

また、2021年入試から数学か現代文を選択できるようになります。私立医学部の中で、帝京大学に次いで、2番目の数学がいらない大学となりました。これからもっと増えていくのでしょうか?

昭和大学が最も重きを置いている点、それはチーム医療です。「他の医療従事者を尊重できない学生は要らない」とまで説明会では言っていたそうです。
面接でもその傾向は反映されており、質問の半分以上はチーム医療に関する質問でした。詳しくは後述します。

一次試験の会場は私立医学部受験の聖地
五反田TOC

受験生の時は五反田って地名ごと嫌いでしたね滝汗
本当にここは嫌いでした。でも今思い返すと少し愛くるしく感じるんですよねw 二度といきませんけど

さて、一次試験の難易度は易-難

基礎的な問題から超発展問題まで入り乱れている印象です。

特に理科はこの傾向が強く、頭から解き始めて時間がかかってしまうと、後ろの楽な問題に使う時間がなくなってしまいます。
過去問をやり込んでペース配分をしっかりと考えておきましょう。

各教科の印象について書いていきます。

英語数学 140分(200点/400点)

英数がまとまっているかなり珍しい試験形態です。
まあこのおかげで帰る時間が早くなるんですけどね。

英語は大学の難易度の割に、そこまで難しくはない印象です。しかし、数学に時間を回したいのである程度スラスラと読み進める力が必要になります。
実は出題傾向が変わり、長文が増えてました。会場で初めに目を通したとき終わった…っておもいましたね。完全にペース配分組みなおしでした。

数学は適度な難しさです。
昭和の数学の1番の難しさは、全ての解答が答えのみということです。どんなに考えや方針が合ってても、最後の最後に足し算をミスするだけで全てがパァです。だから英語の時間を削って、数学の計算チェックをしてください。英語のどれだけ悩んでも答えがわからない問題よりも、自分の計算ミスを直す方が遥かに簡単です。

2020年の数学で間違いがありました。しかもかなりとんでもない部類の間違いで、一度訂正が入った後、結局問題不成立となりました。受験生の方には、こういったこともあり得るということを肝に銘じていただければと思います。

理科 140分(200点/400点)

昭和大学の難しさは理科にあります。

物理は受験していないのでわかりませんが、生物、化学は相当難しいです。
といっても、難問連続!というわけではなく、易-難までがバランスよく散らされています。

まずは過去問で自分がどのレベルの問題まで解けるのか確認、その後に知識を入れ直し、再び解くことをオススメします。

問題の中には超難問もあり、明らかに捨て問題とわかるので諦めましょう。

化学についてです。
だいたいこの辺りの難易度の大学から、化学の計算の煩雑さが一気に増します。
有効数字が3桁だったり、割り切れなかったり、気体定数が8.31だったり(地味にこれが一番嫌でした)。
計算に慣れるためにも、常日頃から電卓を使わずに筆算で計算をしましょう。

また、アミノ酸の名前と構造は一致させておきましょう。2020年の入試はこれができなかった人は大幅に失点する仕組みの問題でした。
「しっかり覚えているかい?」と昭和大学から聞かれた気がしました。

後ろの小問計算で点数をまとめて稼ぎ、前の発展的な問題でわかる所を回収していく戦略がいいと思います。

生物についてです。
超難問が一問は必ず出ます。ですが、その問題を取れなかったから後ろの問題に影響が出るわけではなく、むしろその後の流れには全く関係ないので安心して捨ててください。
(2020年の超難問は完全にエリスロポエチンと書かせる問題でした。あれ書ける受験生って再受験以外にいるんだろうか?こんな問題に1分でさえかけちゃダメですよ。見た瞬間に踏ん切りつけて次の問題です。)

大切なのはそれ以外の基本的な問題を、如何に落とさずにとき進めることができるかどうかです。

難しい問題に惑わされず、確実に点を取りにいきましょう。

時間も考察を沢山解かせる割には少なめです。2教科のペースをしっかり考えておきましょう。

二次試験 小論文 面接

二次試験は旗の台キャンパスにはいってすぐ左側の校舎(写真中央より左の白い校舎)でやりました。

まず小論文を書いたのですが、昭和大学が行ったクロイツフェルト・ヤコブ病と血液型についての実験についての説明がされ、将来自分が大学で行いたい研究は何か述べるという内容でした。
物理選択には書きにくそうだなあと思いながら、字数を稼ぐ目的でCJDに関する研究をやってみたい。と書いたのですが、後から聞いてみると案外物理選択の友人も書けていたようです。

面接では、理科の実験室のようなところに8個のブースがあり、面接を行うという流れでした。タイムキーパーがいて、時間が来ればたとえ話している途中でも打ち切られます。

2人の面接官の内、片方の面接官は終始にこやかで、こちらの返答にも相槌をうつなど、面接を受けやすくしてくれました。他方の面接官も一般的な面接官というイメージで、時折笑顔も見せてくれたので特に緊張もしませんでした。

質問内容です
・なぜ医師を志望したか
・昭和大学を選んだきっかけ
・高校生活で力を入れたこと
・そこから学んだこと
・寮生活を上手くやる自信はあるか
・自分の良いところ悪いところ
・チーム医療での医師の役割
・チーム医療はこのままで良いか。もし悪いならば、直すところはどこか。

質問内容からも、かなりチーム医療に力を入れていることが伺えますね。

先日投稿した岩手医科大学編でも述べましたが、やはり岩手医科大学は、良い昭和大学の面接練習になります。質問内容が似ていますし、大学が目指す医療も似ています。

昭和大学の受験を考えている方は、岩手医科大学の受験も考えてみてはいかがでしょう。

最後に

昭和大学の入試について解説をしてみました。いかがでしたでしょうか。

2020年には学費の値上がり、2021年には数学、現代文が選択になるなど、変革の絶えない大学ですが、変革は進化の前触れとも言えます。
個人的には、今後の成長が期待できる大学の一校です。ぜひ受験生の方は昭和大学の受験も考えてみてはいかがでしょうか。

駄文長文を読んでいただきありがとうございました。

それでは皆さまお疲れ様でした!