ゴルフのドライバーを持って散歩するおじさん。
なんでドライバーを持って散歩するのか?
次の日、そのおじさんのドライバーが赤く染まっていた。
それに気付いた直後、僕の後頭部は陥没させられていた。
・・・おじさんは少し乱暴な人だったようだ。
町を歩いていると、
人は住んでいるんだけど混沌としている家がある。
代表的なのが障子がビリビリに破けている家だったり、
庭に生えた草が1メートルを越えているような家。
他にもベランダが錆びていたり、
庭に使わない家具が置いてあり風化していたり・・・
1つでも思い当たる節がある方なら、
我が家に来ても驚かずに済むと思います。
通勤の途中に農家の倉庫がある。
そこに、鋤(すき)や鍬(くわ)が置いてある。
あれを武器として土一揆などが行われたすると、
鋤(すき)の方は熊手のような形だから良いとしても、
鍬(くわ)に関しては武器として使うには少し難しい・・・。
「じゃあ何で鍬(くわ)も武器として使うか』って??
お前も大人になれば分かるよ・・・
『好き(鋤)』だけじゃ上手くやって行けないんだよ・・・。
仕事の帰りに自転車でいつもと同じ道を走っていると、
二股に分かれていた道が1つの道になる合流地点で、
ボクとは違うもう1つの道から女性が自転車で走ってきた。
お互いにタイミングもスピードも"どんぴしゃり"だったようで、
真横に並んで同じスピードで自転車を走らせる2人。
気まずい雰囲気に負けて女の人が自転車のスピードを落とす、
と同時に、ボクもスピードを落としていて、
結局そのまま横並びで走る事になってしまった。
・・・もっと早くに貴女と出逢っていれば、
ボクの人生は変わっていたかもしれないね。
我が家の車と今月一杯でさよならする事になった。
次の貰い手は、友達のお母さんの恋人らしい。
その車には5年以上取れなくなっていたCDがあって、
そこにはボクが歌っている下らない替え歌などが入っている。
とてもじゃないけど他人に聞かせる事ができる代物なので、
執拗にピンセットで攻めまくったら、異音と共に何とか出てきた。
久々に出てきたそのCDには、
油性マジックで『夏の思い出』とタイトルが書いてあった。
・・・こんな下らない『思い出』しかつまっていない夏なら、
人生やり直した方が賢明だ・・・と当時のボクには思えなかったんだなぁ・・・。
帰りの通勤時間は早ければ夕暮れ時で、
自転車を走らせながら気分が少しワクワクする。
うちの方は田んぼが多くて、遠くに沼も見えたりして、
天気の良い日の夕暮れ時は結構キレイ。
そんな景色の中に、西武ライオンズの帽子をかぶった
口を開けて『たそがれるお爺さん』がいた。
それ以降その人を見かけていないから、
見てはいけない者を見てしまったと思い、
今は一生懸命、記憶から削除しようとしている。
・・・でも、お前の事がずっと忘れられないんだ。
携帯電話のメールって結構打つ方ですか??
5、6年前は1日に『長文を20通』くらい打っていたので、
人よりはかなり打っていた方だったのだけど・・・
ここ近年は、平均して1日に1通未満しかメールも来ないし、
自分からも送らないからほとんどメールを打つ機会がない。
ただ、メールを打たなくなった一番の理由は、
携帯でメールを打っていると目がかすむ・・・から。
でも、かすんでいるのは携帯の文字だけじゃない。
君の笑顔を思い出したくても・・・
・・・もうかすんで何も思い出せないんだ。
※この物語はフィクションですか?