先週は地井武夫さんやトールポピー、リンカーンの訃報に寂しさを
感じ、今週はパンダの赤ちゃん誕生にホッコリと気持ちが温まり、
そうして迎えた週末なのに・・・
今朝、勤務先の隣のビルで飛び降りがありました。
私が出社したときには救急車も出たあとで、現場には入れないよう
にテープ?が張られて警官が数人取り巻く道の真ん中に大量の血液。
何か事故があったのかなと思いながら会社に入り早出の同僚に聞く
と「8時過ぎに飛び降りがあった」と。
どんな人が飛び降りたのかわからないけれど、自分の命を終わらせ
ようとする人が近くにいたことにやり切れなさを感じます。
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中学校の卒業式の数日前、親友の自殺という経験をしました。
毎朝、一緒に学校へ行っていた小学校1年の時からの私にとっては
大切な親友でした。
自殺当日の朝、彼から電話で「風邪気味なので休む」と連絡を受け
たのが最後の会話でした。
当時、彼が死ぬほど何かに悩んでいた、困っていたことに全く気付
けなかったことが悔しく、何の相談もしてくれなかった彼のことが
信じられなくもなりました。
たぶんその経験から私は自分と両親以外の誰のことも全く信じなく
なりました。
お行儀の良い子供だったので、外面は誰とでも仲良くする気さくな
人間を演じていましたが、心の中では固くバリアを閉ざして本当の
気持ちを他人に悟られないようにしていた気がします。
今でもその傾向は少し残っていて、だから自分がこの人とは一生の
付き合いになるだろうと思える人はほんの少ししかいません。
本当はもっとたくさんの人と心をさらけ出し仲良くしたいと思って
いるのですが、どこかでブレーキが掛かってしまうようです。
今朝の出来事は、自分が今そういう属性にいるということを改めて
思い出させる出来事でした。
今週報道されている大津市の中学生の自殺に関する学校の対応など
も、とてもザワザワと落ち着かない気持ちにさせるものです。
自分も何度か死んでしまったほうが楽だ、と思ったことはあります。
思いの強弱はあれど誰しもそう思ってしまう瞬間はあるでしょう。
でも、だからこそ、命は大事にしてほしいと思います。
正しいことなんて時代によって変わるし、国によっても変わります。
一つの価値観に囚われる必要はないから、辛くてどうしようもない
時はそこから逃げ出したっていいと思います。
命を粗末にするよりはずっといい。
今の日本はどうしたら自殺者がもっと少なくなるかを皆で真剣に
考えなくてはいけない時なのではないかと、そんなことを思います。
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