息子も小学校6年生の時にコンサータを処方されました。
学校でのWISC-IV知能検査が満員だったため
精神科で受けることになり、
ADHDと診断されてのことでした。
その時は、
授業を受けるのが辛いと悩んでいた時でもあったので(今思えば悩んでいたのは私)、息子と相談し、試しに飲んでみることにしました。
飲み始めて2日目くらいで
「お腹痛い、食べたくない」
との症状が出たため、そのまま冬休みに入ったこともあり、飲むのを止めました。
3学期、卒業式の練習が始まった頃
担任の先生から
「卒業式に出るため薬飲みませんか?」
と言われました。
私は絶句しました。
「そんなんだったら卒業式なんか出なくていいわ」
と思いましたよ。
結局、
コロナの影響で卒業式の時間が短縮されたこともあり、問題なく出席することができました。
担任の先生も悪気があったわけではないでしょう。 それでも、こんな風に「座ってられないから」「イライラしてるから」と安易に精神科受診を勧め、服薬を勧めることが、学校では当たり前になっていることに、違和感を感じずにはいられません。
記事にもあるように、
副作用で苦しんでいる方がいることは事実ですし、まだ成長段階の子供にどれだけの負担がかかるか、見て見ぬ振りをしているとしか思えません。
服薬を頭っから否定しているのではありません。
それで本当に救われている人もいると思います。
ただ、
医者が言うから
先生が言うから
自分で調べることをせず、
他人が言うことを鵜呑みにして
物事を判断することはしたくないな
と、常々思っています。