2023年10月 フォンターナ勉強会

2023年10月4日(水) 場所:視聴覚室

メンバー8名、先生

おはなし
⚫︎りすとてぶくろと針
奇想天外な話、内容もトーンも語り手に合っている。ひとつずつイメージを持ちながら語ると良い。「いずみ」など、初めてでてくるものをはっきりと言うとよい。
⚫︎小鳥になった美しい妹
ボラはギリシアでは上等の魚かもしれないが、日本では高級なイメージがない。魚と言い換える人もいる。兄妹の清貧さが印象的な話、イメージしながら覚える。3人の女は不思議な力を持った存在なので、それを表現できるといい。ジプシー女という言葉がでてくる。現在はジプシーのことはロマというので、最初だけジプシー女と言って、後は、女、の一言に変えている人も。
小鳥の歌は、歌わなくてもいい、詩を口ずさむように語ってもいい。
⚫︎おしゃべりはだいきらい
冒頭の、運動場ねずみのはなし、は言わなくていい。お話と関係がないので。プラタナスの「地図」は、後ででてくるのではっきりと言う。話は男の人が語っている感じなので、女の人が語っているように文章を少し直して語っている人も(著者の岡田先生からもOKをいただいたとのこと)。
⚫︎むかでの酒買い
むかでが分かる年齢、高学年から大人向けか。ぞうりが何か分かるか心配との意見がでたが、100本も足があって時間がかかることがわかれば良いとのこと。素直な語り方が良かった。
⚫︎つる女房
語り手に合ってる。場面が変わるところ(家に戻るとこ)を意識する。実際のつるの鳴き声を聞いてみること。機織りの音が近くの音と遠くの音の違いがあって良かった。悲しいとか、あまり色をつけない方がいい。素直な語り方で良かった。
⚫︎ヤギとコオロギ
おばあさんが悲しげだった。イタリアのお話だし、ここで子どもを悲しくさせなくていい。
類話がある「うさぎのなみだ(ロシア)」「ガラスのめだまと金のつののやぎ(ウクライナ)」
⚫︎十二のつきのおくりもの
目を聞き手に向けて語る。もう覚えているから大丈夫。つえを渡すシーンがとても綺麗。
⚫︎かにむかし 先生
木下順二の再話でくせがある。絵本だと言葉が少し違う。
ストーリーテリングは音楽だと思う。心地よい声で、リズムとテンポをもって語ることが。

相談
⚫︎書記で預かっている書類やUSBを、保存や利用のために、あさひライブラリーの引き出しに入れたいとの申し出があり了承されました。
⚫︎学校図書館協議会の報告をブログに上げたいとの申し出をして、了承されました。


🔵次回の勉強会は、11月1日水曜です。

9時30分時に集合でお願いします。

✴️次のおはなし会は、11月19日(日)11時からです(^^)

拡大版で、6話を語ります。