2022年4月 フォンターナ勉強

2022年4月6日、先生をお迎えして勉強会が行われました。出席者は7名。

『いたずらおばけ』

壺だと思った物が後ろを振り返る度に金貨、銀貨、ランプ…と姿を変えるのを前向きに受け止めるお婆さんの変化。年齢によって聞き方が変わる。子どもは何に変わったかに興味を持つこと念頭におく。

『しおちゃんとこしょうちゃん』

下りられなくなった子猫の心細さ(特に夜。風の中での様子)母ねこタビー夫人の描写などに重きをおく。『宝化け物』

一晩目はさむらいも飛び起きるのでこわいはず。重々しく話さなくてよい。「さいわい、さいわい」「へーい」が象徴的。分限者=金持ち 分かった上で語り、後で伝えてやる。

『こすずめのぼうけん』

4羽の特徴がきちんとが出ていた。

「ぼく一人で世界中見て来られる」自信満々で巣立つこすずめが疲れ、断られ、力を失っていくうちに「ちゅんちゅんきり言えないんです」も変化していくのでは。そうすれば もっと生き生きする。

『ミアッカどん』

本当は恐い話だから、聞き手の大人が面白い話なのよと初めからクスクスっと笑ってはいけない。ミアッカどんのまぬけさ、目が見えにくいことなども しっかり理解でき内容を面白がれる高学年向き。(低学年向きと書かれているが)

『世界でいちばんきれいな声』

初めて出会う子猫、子犬、小鳥、雌牛の声はもっと張ってよい。母ガモの声も話し手によって様々。親がもの声だから子がもは世界でいちばんきれいだと思うことが伝わればよい。

今回 創作の話が三話。

創作の場合は特に覚える時に頭の中でお話を絵で描くこと。話す際は、その描いた話を聞き手の目を見て話すこと。

先生には、『マーシャとくま』をおはなししていただきました。

次回の勉強会は5月11日です。

各自おはなしリストの最後のページを提出。

⭐️次回のおはなし会は、5月15日(日)午前11時からです。