2012年4月1日 東京ウォーカー


4月1日(日)、大阪・大阪国際会議場(グランキューブ大阪)にて2012ミス・ユニバース・ジャパンの日本代表を決定する「2012 ミス・ユニバース・ジャパン最終選考会」が開催され、全国各地から選抜された23人のファイナリストが最終審査に臨んだ。水着・ダンス審査などを経て、見事グランプリに輝いたのは、宮城県出身のモデルで東北大会ウィナーの原綾子さん(24)。「エイプリルフールなので嘘ではないですよね。宮城代表として今日ここに立ちました。復興にはまだまだ時間がかかります。皆さんの力が必要です。これからここにいる23名の代表として、そして日本の代表として世界に向けて日本の素晴らしさをアピールしていきたい」と歓喜の涙を浮かべながら語った。原さんは今年の12月開催予定の世界大会に出場する。

昨年12月、北海道から沖縄まで全国17か所の地方大会を勝ち抜いたウィナー17人、そして「2012 ミス・ユニバース・ジャパン ファイナリスト選考会&発表会」を勝ち抜いた9人の計26人のファイナリストが出そろった。その後、美しさを磨く特別プログラム「ビューティーキャンプ」などを行う4か月間でさらに振るいをかけられ、最終的に23人が本日の「日本最終選考会」に挑んだ。

1日、会場となる大阪国際会議場には2500人を越す観客が詰め掛け、日本代表決定の瞬間を待ち望んだ。冒頭のあいさつでは、昨年の日本代表、神山まりあさんが「彼女たちの美しく輝く姿を見て本当にうれしく思っています。皆さんの声援で彼女たちを後押ししてあげてください」と会場に集まった観客にメッセージ。この日の審査は水着審査、ダンス審査、MUJ恒例の質疑応答など。1次、2次、ファイナルと審査が進むにつれ23人が10人、5人と絞られ、日本代表に原さんが選出された。

ミス・ユニバース・ジャパンライセンス企業代表取締役社長の谷本龍哉氏は「我々の目指すMUJの称号にふさわしい女性とは個性(の持ち主)です。ミス・ユニバース・ジャパンは世界で一番輝くことができる自らを、自らでプロデュースすることのできる日本人らしい個性的な女性の創造なのです」とミス・ユニバース・ジャパンの意義を語り、世界大会に挑むグランプリの原さんにエールを送った。

原さんのほか、第2位に長野県出身、長野大会ウィナーの松井由貴美さん(24)、第3位に熊本県出身、九州大会ウィナーの吉村そらさん(22)、ヤフー・ビューティー賞に富山県出身、金沢大会ウィナーの叶里沙さん(22)、トータル・ワークアウト賞に北海道出身、北海道大会ウィナーの近藤智美さん(23)、プーマ賞に沖縄県出身、沖縄大会ウィナーの長嶺花菜さん(23)、ドクター・ショール賞に愛知県出身、名古屋大会グランプリの岡島麻友さん(23)がそれぞれ選ばれた。

ミス・ユニバース・ジャパンとは「世界に通用する外見・内面を兼ね備えた美女」を目指す日本女性をプロデュースし、その成長プロセスを描く、年間を通じての美の祭典。外見の美しさに加えて、「知性」「感性」「人間性」「内面の美」「自信」の5つが審査基準となる。過去の日本代表選出者は、神山まりあさん(2011)、板井麻衣子さん(2010)、絵美里さん(2009)、美馬寛子さん(2008)、森理世さん(2007)、知花くららさん(2006)ほか。【東京ウォーカー】


2012 ミス・ユニバース・ジャパン 最終選考会結果

第1位 原綾子さん
第2位 松井由貴美さん
第3位 吉村そらさん

ヤフー・ビューティー賞 叶里沙さん
トータル・ワークアウト賞 近藤智美さん
プーマ賞 長嶺花菜さん
ドクター・ショール賞 岡島麻友さん