2011.10.2 05:05

 人気アイドルグループAKB48の運営会社は1日、台湾の台北を拠点とする姉妹グループ「TPE48」を発足させると発表した。海外の姉妹グループは、今月に合格者が決まる予定のインドネシア・ジャカルタの「JKT48」に続き2つ目。

 1日、東京・文京区の東京ドームシティホールで行われた台湾人気ユニット、飛輪海のファンミーティングにAKB48の大家志津香(19)、藤江れいな(17)、松井咲子(20)がサプライズゲストで出演。関係者が台北にTPE48プロジェクトを発足させたことを明かした。

 TPE48は、AKB48同様に『会いに行けるアイドル』をコンセプトとし、秋元康氏(55)が総合プロデュースを手掛ける。台湾在住の応募者の中からオーディションを行う。選考のスケジュールや年齢条件などの詳細は来年1月に発表予定。来夏には台北市内の劇場で公演が開始できるよう準備を進めていくという。

 AKB48にとって台湾は“因縁”の地。今年6月12日、香港、シンガポールに続く海外3店舗目の「AKB台湾ショップ」が開店。多くのファンが訪れ、わずか3日間で混雑を理由に一時閉店になるほどの盛況で、7月23日には同ビルの面積の広い階に再オープン。関係者によると再オープン後も盛況という。

 また、飛輪海のファンミーティングに出演した大家、藤江、松井の3人は、6月18日に台北アリーナで開催された「第22回流行音楽金曲賞授賞式」でAKB48としてゲスト出演した際、飛輪海と共演していた。