寺嫁♡優子です。
レッスン会場は、お寺の中にあります。
いつもとは違う空間で、ピアノの上達と、心を育てるお手伝いをしています。
先日、大学の同僚と、お話をしていました。
「上達する生徒に共通すること」
それは、ずばり。
続けることのできる子。
そして、努力できること。
古臭い、と言われるかもしれませんが、これは事実です。
勉強で忙しい。
(最近の生徒さんは、部活で忙しい、という声は聞かなくなりました……)
でも、細々であっても、ピアノを続ける。
そんな生徒さんは、心も強く、安定して、楽しんでいるような気がします。
わたくしごとですが、わたしはいくつかの習い事をしています。
書道。
華道。
ほかにもいくつか。
そのほとんどは、正直、大好きというものではありません。
お寺という役割の中で、必要だからやっています。
正直、疲れているとき、時間のないときなど、やめてしまいたいと思うこともあります。
夜中に半分泣きながら、提出する書の課題を書いていることもあります。
仕事の合間に、なんとか時間を作って、お花を生けに行き、くたくたのときもあります。
それでも、続けてきました。
それは、続けることで見える世界があることを知っているからです。
続けることで、わたしはピアノを仕事にできました。
そして、続けることである日突然、それこそサナギが蝶になるように、変身した生徒さんを何人も見てきました。
続けてきた生徒さんたちは、みな楽しそうに、ずっとピアノを弾いています。
(途中、やめようと思った子もいるそうです)
上達への道。
それは、ただ一つ、続けることです。
もちろん、ピアノが……ついでに習っている先生が大嫌いなのに続ける必要はないでしょう。
でも、ちょっとやめたいな、と思ったときには、立ち止まってもいいのではないかと思いますし、立ち止まらせてもいいと思います。
書の世界も。
華道の世界も。
音楽の世界も。
続けたら上手くなり、上手くなったら、見える世界があります。
そして、上手くなるステージに終わりはありません。
わたし自身、最近、いろんなお稽古事で、上手くなったね、と言われることが増えてきました。
でも、この段階では、まだまだ見えてくる世界は、その世界のほんのすみっちょなのです。
その先に、もっと先に、とても素敵な世界が拡がっていることを、わたしは知っています
それは、音楽をずっと続けてきて、頑張った先に見えるものを経験しているから。
続けるのは、しんどいです。
頑張るのも、しんどいです。
でも、だから、その先の素晴らしく豊かな世界を見ることができるのは、続けて、頑張った人だけなのです。
泣きながら続けたことも、それはきっちりと人生の礎になってくれている。
どうせなら、より上の世界をみてやろうじゃないか
わたし自身、少し疲れてしまったときには、蝶のように変身した生徒さんのことを思い浮かべます。
そして、自分に言います。
「継続は力なり」
それを現実として見せてくれた生徒さんたちの顔を思い浮かべて。
レッスンの合間に見えた雲。
アジの背骨せんべいみたい
日常の動きから音楽へ~
♪ナチュラルメソッド(日常の体の動きを使って弾くピアノ奏法)採用のピアノ教室です。
♪幼稚園児さん~大人のかたまで 、あなただけのオンリーワンのレッスンを行います。
♪ピアノの先生や演奏者の方々も、指導法や一つ上の「思いを自在に伝える演奏法」を目指して、来られています。
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