エストニア・フェスティバル管弦楽団を聞く。 | 愛知県一宮市 ピアノ教室ff(フォルテッシモ)

愛知県一宮市 ピアノ教室ff(フォルテッシモ)

夢はピアニスト。日本には、もう住まない!
そう思っていた私の、運命の嫁ぎ先は、お寺でした。

藤原式ナチュラルメソッドで、
楽に表情豊かに音楽を奏でるレッスンをお届けします。

お寺といういつもと違う空間で、
音楽を楽しみ、心をまあるくしてみませんか。

愛知県一宮市のお寺でピアノ教室をしています。
寺嫁ピンクハート優子です。
 
 
今年は、本当に演奏会と舞台に恵まれています音符
 
4月27日は、愛知県芸術劇場 コンサートホールに行って参りました。
楽しみにしていた、五嶋みどりさんの協奏曲です。
 
生の五嶋さんを聴くのは、実は初めてラブラブ


プログラムは、
 
シベリウス:交響詩「フィンランディア」作品26
ペルト:ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 作品19
 
~休憩~
 
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64
 

オケは、パーヴォ・ヤルヴィ率いる、エストニア・フェスティバル管弦楽団です。
 
このオケは、エストニア出身のパーヴォ・ヤルヴィが、2011年に創設した、新しいオケです。
 

 
 
実は、エストニア・フェスティバル管弦楽団については、まったく知識がなく。
期待もしていなかった……。
 
 
ところが、これが、素晴らしかったです!

特徴的なのは、コントラバスが8本。
全体的に、弦の本数が多かったです。
 
でも、そのせいか、とにかく、弦の音が豊か。
 
中でも、低音の充実。
ここがたっぷりしているから、全てに余裕があり、演奏の自由さをも生み出しているような気がします。
 
 
今回、わたしたちは3階の席だったので、音が散ってしまうかな、と心配していたのですが、大丈夫でした。
 
ダイナミックの幅も広い。
それなのに、音が柔らかく、澄んでいる。
 
シベリウスも良かったですが、2曲目のペルトがとても心に染みました。
曲としての派手さはないのに、思わず、吸い込まれました。

一緒に聴いていた長男も、
「2曲目、すっごい良かった」
と言っていました。
 
 
そして、待ちに待った、五嶋みどりさんの、プロコ。
 
 
 
技巧的でな曲を、難なく弾いていくテクニック。
安定感。

素晴らしかったです。
 
アンコールも弾いて下さいました。

 
 
そしてそして。
圧巻だったのが、最後のチャイコフスキー。
 
この曲を生で聴くのは久しぶり。
 
 
ああ。
チャイコって、なんてメロディーが豊かなんでしょう。
メロディストですね。
 
2楽章なんて、美しすぎて、涙が出てきました。
もう、低音の豊かさで、心の揺さぶられが止まりません。
 
そして、チャイコの楽しいところは、かならず、踊りだしたくなるメロディーが用意されていること。
 
バレエのように、体が湧きあがるような3楽章のメロディー。

最終楽章に行くまでに、もう、心がいっぱいに満たされていきます。
 
 

 
エストニアの海なのでしょうか。
そこをバックにした、メンバーの写真も素敵です。
 
 
 
何よりも最高だったのは、メンバーから、
 
「弾くことが楽しくて仕方ない」
 
という気持ちが、始終、放たれていたこと音符



音楽を奏でる幸せを、ひしひしと感じました。
 
 
 
 
素晴らしい演奏会でした。
 
アンコールは一曲。
 
その後も、拍手は鳴りやみませんでした。
 
そして、照明がつけられた舞台の上で、抱き合うオケのメンバー。
 
その舞台に向けて、まだ拍手をする聴衆……。
 
 
 
 
素敵な時間でしたキラキラ
 
 
 
アンコール曲は、
 
五嶋みどりさんが、
バッハ:無伴奏パルティータ2番より サラバンド
 
オケが、
シベリウス:悲しいワルツ
 
 
どちらも、深く染み入る演奏でした。
 
あ~~~、今回は、プログラムも、オケの音も、全てがわたしの好み過ぎて……。
至福のときでした。
 
 
 
ふうう。
西洋音楽の深さも、やっぱり素晴らしいピンクハート
 
 
世界は、なんて素敵なものに溢れているのでしょう。
 
 
 
シベリウスの、樹の組曲が弾きたくなりました。
 

お知らせ
ピアノ教室ff(フォルテッシモ)では、2019年4月よりレッスン枠を増やします。
それに伴い、新しい生徒さんを若干名募集いたします。(満席となりました)
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