ピアノレッスン、泣いて笑って。

愛知県一宮市のお寺で、ピアノ教室をしています。
寺嫁

優子です。

いつも笑顔で、おしゃまで、元気いっぱいの生徒さんが、泣いてきました

小さいお子さんでも、大きいお子さんでも。
レッスンに出かける前の、ちょっとした親子の行き違いで、機嫌が悪くなることは、よくあります。

泣きじゃくっているＡ子ちゃん。

５分程、椅子に座って、様子を見ていました。

泣き声が落ち着いたところで、聞いてみました。

「どうしたの

」

すると、また記憶がよみがえったのでしょう。
Ａ子ちゃん、またちょっと泣きました。

でも、今度は、わたしの顔を見ています。

「ママにね、しかられたの……」
一生懸命に話してくれます。

「それでね……寂しかったの～～～～～～～～

」

「そうか。
うんうん。
寂しかったんだ。

うんうん。
寂しかったよね」

涙をいっぱい浮かべながら、一生懸命お話してくれるＡ子ちゃん。

うんうん、と聞きながら、涙を一緒に拭いてあげました。

しばらくすると、ふんっと鼻をかんで、ちょっぴり笑いました。

楽譜を譜面台に乗せるのを手伝いながら、ちょこっとお話。

「うちのお兄ちゃんもね、今日ね、わたしに叱られてたよ。
で、泣いてたよ。

だって、何回も同じこと失敗するんだもん。
でも、センセ、お兄ちゃんのこと大好きなんだ

」

Ａ子ちゃん。

大きなお眼目で、じっとわたしを見つめていました。

お鼻がぐずっとしたので、また一緒に鼻をかみました。

「せっかく来たんだから、練習したの聞かせてくれる

」
「うん」

Ａ子ちゃんは、いつものように、とっても上手に弾いてくれました。

「また来週、くるね

」
「うん。待ってるね」

レッスンが終わって帰るＡ子ちゃんは、笑顔でした

待ってるよ。

また、来週も、一緒にピアノを弾こうね

（わたしにしかられてばかりの長男のために買った、ヨッシースタンプのＴシャツ

）

わたしも、このうさぎさんのように、いつも朗らかで、お茶目でいたい

お知らせピアノ教室ｆｆ（フォルテッシモ）では、２０１９年４月よりレッスン枠を増やします。
~~それに伴い、新しい生徒さんを若干名募集いたします。~~（満席となりました）

＜一宮市のピアノ教室ff（フォルテッシモ）＞日常の動きから音楽へ～
ナチュラルメソッド（日常の体の動きを使って弾くピアノ奏法）採用のピアノ教室です。
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