伝統の美しさはたまらない。

先日、見に行った、スーパー歌舞伎Ⅱワンピース。

宙乗りあり。
水責めあり。
出演者たちとのハイタッチあり。

の、本当に豪華な舞台でした

緞帳まで、ワンピースの特別仕様
 

出演者は、歌舞伎の俳優さんだけではなくて。
ミュージカルと歌舞伎の違いとか。
うん。
西洋の重心の高さ、和物の重心の低さを相対的に感じることができました。

若い俳優さんはもちろんですが。
ベテランの歌舞伎役者さんたちも出ておられ、舞台を引き締めていらっしゃいました。
艶も



ニョン婆を演じた市川笑三郎さんの美声に聞きほれ。

つる役の、市川門之助さんの裾捌きの美しさに見とれました。
門之助さん、打掛の下は洋服なのに、まるで着物を着ているようにしか思えない

所作が美しすぎる

ワンピース、という新しい中に、しっかりと伝統が流れていて。
華やかな演出の中に、きっちりと基本の美しさが土台としてある。



若い俳優さん。
ベテランの俳優さん。

和洋を問わず、舞台人のみなさんが、力いっぱい演じ、創りだす、夢の四時間……。


見なくては、ソンですわよ

 

この日は、わたしたち、前から２番目の、それはそれは豪華な席で楽しませていただきました。

そして、終演後、その足で、もう一公演、追加のチケットを買いに行きましたよ

今度は、舞台全体が見渡せる２階席を取りました。

ミクロを見て、マクロも見る。

これも舞台の楽しみですね




この日は、某私立女子高校の団体さんもご一緒。
みんな楽しんでいたようです。

あの中から、少しでも、歌舞伎ファンが育ってくれるといいな



日本人ですもの。

西洋のものだけでなく、日本のものの良さも、存分に味わって欲しい。

そして、わたし自身も、その２つに限らず、世界中の良きものを、存分に味わいたいと思います