みなさま、新しく練習する楽譜は、どうやって用意されますか
わたしは、ブルグミュラー以降は、様々な曲が入っている、名曲全集を買っていただいています。
好きなジャンルが決まっている生徒さんには、その方面の曲集をオススメしています。
いろんな楽譜を持っておくことで、興味の幅は、格段に広まります
そんな中で、ラヴェルが大好きな生徒さんが、新しくラヴェルの楽譜を買うことになりました。
これまで、ソナチネや短い小品を弾いたのですが、これから更にラヴェルを弾きたいとのこと
じゃあ、ラヴェルだけの楽譜を一冊買おうか、ということになりました。
わたしがお勧めするのは、ヴラド・ペルルミュテール監修の楽譜。
このシリーズ。
フランスのピアニスト、故ペルルミュテールは、ラヴェル本人に全曲を習い、薄いですが、本も出版しています。
(今では中古でしか手に入りませんが……)
ラヴェルのピアノ曲 (1970年) Amazon |
わたしも引っ越しで紛失してしまいました
そのピアニストによる、楽曲の説明、指使いなどが書いてあるので、上の本はなかなかにオススメなのですが……。
残念ながら、現在手に入る楽譜で、生徒さんの弾きたい、
「ハイドンの名によるメヌエット」
がなかったので、こちらをオススメしました。
ラヴェル全集2 (世界音楽全集 ピアノ篇 新校訂版) Amazon |
わたしが学生時代から使っているデュラン版は、ミスもあり、指使いが書いていないため、学習用としては、少し難しいかな、と思います。
その点、春秋社のものは、指使いもしっかりしており、学習用としてはかなり良いのではないでしょうか。
同録の難曲、
・夜のガスパール
・クープランの墓
など、弾くことがあるかな~~~、とは思うのですが、他にも小品が入っていますし、CDを聴きながら、楽譜を見る、という楽しみもあります。
それに、もしかしたら、弾くことになるかもしれません
自分で楽器店まで行って、用意してきた楽譜。
きっと、愛着もわいて、大切に使ってくれることでしょう
受験が終わって、新しい生活にも慣れて、またゆっくりとピアノに向かう時間が出来たようで、良かったですね
さあて。
わたしもレッスンが楽しみです
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