人間も家も、愛情と手をかけよう。

十年点検がありました。

わが家を建ててから、十年経って、

メーカーさんの点検が入ってくださいました。

化学物質のアレルギーが酷かった長男のために、

自然素材にこだわって、こだわって、建てた家です。

愛情、いっぱい。

こだわり、いっぱい。

ついでに、ローンの残高も、いっぱい……（遠い目）

図面も、わたしが引いて、考えに考えた家です。

そんな家ですが、子育てと仕事に追われて、

メンテナンスを殆どしていませんでした。

なので、検査に来て下さった社員の方々が、

「もったいないです。

ぜひぜひ、手をかけてやってください。

かけただけのものになりますよ」

と、口々に言われました。

建てた当時は、もともと、ペンキ塗や大工仕事の好きなわたしは、

「あれもやろう、これもやろう」

と、思っていたのに、

なんでかな～～～～～。

本当に、手をかけられませんでした。

でも、これからは、やっぱり、家も整えていきたい

ということで。

手始めに、今朝から、縁側のペンキ塗りをしました。

もう、はげっはげだったんですが、

見違える

（自分で言うか）

……って、ビフォーがないからわかりませんね

自然素材の良いところは、手入れの仕方さえ知っていれば、

自分でメンテナンスが出来ること。

このメンテナンスが、楽しい

って、こと、すっかり忘れていた、わたし

大事なこと、忘れていたな～～～～～、と猛反省です。

子育ても。

家も。

畑も。

正しく手をかけて、愛情を注げば、

それ以上のものとなってくれる。

そんなことを、しみじみ思った一日でした

わたし、現場の人って、大好きなんです

大工さん。

木工職人さん。

左官屋さん。

自分の仕事を作品を愛している人たちは、ほんとうに素敵です。

わたしも、自分の仕事を愛して、育てていこう。

あらためて、思ったのでした