着物ともだちが誘って下さり、
お気に入りのお店、東京の「玉のり」さんの、名古屋出店に行って参りました
買う、と決めていた帯締め2本。
目が合ってしまった、帯留1個。
そして、
羽織についてはかな~~~~~りうるさいわたしが、
ノックアウトされた、羽織。
以上、4点のお買い物をしてまいりました
これこれ。
このとろみを感じていただけますでしょうか
あのね、あのね。
女子の羽織は、このとろみ、そして落ち感が命なのでございますよ
そして、羽織は、ある年齢を越えたら、決して妥協してはなりませぬ
そうなんです。
だからね、この何年か、わたしは、羽織をまったく着なくなっておりました。
単衣の時期、うすものの時期に、最近人気のあるレースの羽織は、
わたしはあまり好きではありませぬのでね
(もちろん、似合う方も多くいらっしゃいます)
かといって、シフォンでも、量産されるミシンでが~~~~~~~、の羽織を、
着て似合うような年齢は過ぎました
(もちろん、似合う方もいらっしゃいます)
縫込みがきっちきちの品なんぞも、大人の女には似合わない。
(もちろん、似合う方もいらっしゃるでしょう)
じゃあ、正絹を着るか、というと、普段の羽織ものに、それは出来ませぬ。
(意外と汚れるのでございます。
世間は、思うよりずっと、汚れているのでございます)
ですから、ふだん着の羽織は、洗えることが大切
そして、背中心の縫いにも、ひとこと言いたいし、
それと、羽織のながさには、ふたこと言いたいし、
その羽織の裾は、着物に沿っていなければ、美しくない
と、断固申し上げたい
…………ぜえぜえぜえ……
玉のりさんと、熱く熱く、羽織について語った、楽しい時間でございました。
はあ。
とにかく、これでやっと薄羽織で外出できます
最初から、今回の出店で狙っていた、帯締め。
こちら、何気ないアクセントを上品に、華やかに作り出してくれるのです
玉のりさん命名、「水まんじゅう」の帯留。
抹茶味のものもございましたが、今回は、こちらの白色をいただいて参りました。
2つ並べると、キュートなんですが、
2つ買うと、お財布事情がキュートでなくなるので……
お気に入りの帯留達とならべてみました。