新しい年に入って、はやひと月が経とうとしています。
２月、３月といえば、中学生にも受験のシーズンですね。
お寺のピアノ教室ｆｆ（フォルテッシモ）にも、
受験シーズンがやってまいりました。
これまで、試験週間でも試験の最中でも、
ピアノレッスンを休むことのなかった生徒さんが、
受験終了まで、お休みをされることになりました。
「いいですか
」
」と聞かれる、生徒さんとお母様。
「もちろんです」
と、お答えしました。
この子の人生で初の受験です。
第一優先であたりまえです。
受験だからって、ピアノを続けることは出来ます、
なんて、わたしに言う権利はないし、言う気もありません。
受験でも、ピアノのレッスンに来たい子は来ればいいし、
その余裕がないのなら、お休みでいいのです
とくに、繊細なお子さんの場合、
両方を確実にこなす、なんて、タフな神経はないのではないでしょうか。
とくに、この生徒さんの場合は、
今まで、こちらが心配するぐらい、
試験期間中も、試験当日でさえも、
休まず、きっちりと練習して、楽しそうに来てくれていました。
その姿に、わたしはず～～～～っと、感動させてもらっていました。
今の君の全てを、しっかりと受験に向けてください。
繊細な君の足で、どうぞ、この人生の山の１つを乗り越えてください
ピアノは逃げません。
音楽は、いつも手の届くところにあります。
そして、わたしは、いつでも、教室で待っています。
君の未来に。
たくさんの輝きがありますように
