今日はクリスマスイブですね
みなさま、ケーキは召し上がりましたか
我が家は、意味なく、明日になりました。
毎年、クリスマスにお届けする曲を考えているのですが、
今年はなんだか、ショパン。
それも、めまぐるしく動く、スケルツオの1番を、ご紹介させていただきます。
冒頭から衝撃的な和音で始まるこの曲。
さまざまなテロや事件が起こったことを彷彿させる気がしまして……。
そして、それとは打って変わって静かな中間部。
ここには、ショパンの母国、ポーランドのクリスマスキャロル、
「眠れ、幼子イエス」
が使われています。
このショパン、わたし、好きです
ショパンの婚約者だった、マリア・ヴォジンスカが描いたものです。
若い恋人から見たショパンの、自然な姿が描かれていて、さわやか
わたしが音大で初めてレッスンに持って行った曲でもあります。
音高時代にはショパンをまったく弾かせてもらえなかったので、
とっても嬉しかった思い出があります
本日のピアノは、ショパンと同郷で、ショパン弾きとしても名高い、
懐かしのピアニスト、ルービンシュタインで。
1番から4番まで入っていますので、お気をつけて。
今のピアニストはテンポが速い、と言われますが、
いやいや、ルービンシュタインも速い、速い。
もう1つ、中国人ピアニスト、ユンディ・リの演奏も貼っておきますね。
1982年10月7日 、中国・重慶生まれのピアニストで、
2000年、ワルシャワで開かれた第14回ショパン国際ピアノコンクールで、優勝した、
若いピアニストのショパンです。
最近、自分でショパンを弾くことがめっきり減ってしまいました。
何故かな~~~~、と思うのですが、理由ははっきりしません。
今は、単純に、そういう時期なんだな
眠れ、幼子イエス……。
世界中の子供達が、安心して眠れる夜でありますように。
そして、みなさまに幸せがたくさん降りますように。
メリークリスマス