みなさま。
同じ、西洋音楽を奏でるにしても、
日本人の音と、西洋人の音との違いを感じたことはありませんか
わたしは、小さいときからピアノを学び、仕事としています。
ありがたいことに、お琴も習っており、
日本の音楽と、西洋の音楽両方を体験することができました。
小さいな時からの夢は、留学。
曲がり間違っても、お寺に嫁ぐなんて、考えたこともありませんでした。
もちろん、日本も大好きですし、
歳をとったら、温泉に入って、のんびりと過ごしたい。
なんて、思いますが、
「クラシックを聴くなら、やはり、ヨーロッパの音だな。」
と、感じるのです。
日本人の全ての人が、というわけではありませんが、
日本人は、相当腕の立つ人の演奏でも、
音が平たく、雑音が多い。
と、感じることが多いです。
先日、とある歌の会に参りまして。
そのとき、伴奏者が3人いらっしゃったのですね。
お三方とも、とても上手でした。
でもね。
お一方だけ、出だしの音を聞いた瞬間から、
音が違う。
と、感じた方がいらしたのです。
パンフレットをめくると、
その方は、ヨーロッパで何年か学ばれ、帰国されたばかりでした。
純粋に日本だけで学ばれた方の音は、平たいことが多いです。
二次元の音。
その上、べちん! と叩きつける音が、雑音として、耳に残るのです。
ヨーロッパに留学することが、全てではありません。
ですが、音のなり方が、あちらとでは全く違うのも、事実です。
なので、西洋のクラシック音楽を仕事としている方は、
一度は、あちらに出向かれ、ホールでの響きはもちろん、
街中の音の響き、部屋の反響、
教会に響き渡る音の渦を、感じてこられると良いと思います。
そこに生まれたものには、そこに生まれるだけの理由があり、
そこで培われただけの、バックボーンがあるのです。
それを知って。
会得して。
それでも、べし!ばし!という音で西洋クラシックを奏でるなら、
それも表現の1つだと思います。
でも、単に、無知なだけだとしたら。
それは、怠慢だ。と、わたしは思うのです。
感性の豊かな方なら、
一度でも体験されれば、違いに気づくと思います。
音楽を生業とするものは、音に敏感であれ。
<ピアノ教室ff>(フォルテッシモ)
日常の動きから音楽へ
~ナチュラルメソッド(日常の体の動きを使って弾くピアノ奏法)採用のピアノ教室です。
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