「この人は目的を間違えているな」
と、思うことがあります。
たとえば、草取り。
草取りを一人でしていると、腹が立つ。
そういうお話を聞きまして、びっくりしました
わたしがこんなに草とりをしているのに、他の人たちは、どうして出てこないの
どうしてやらないの
と、思うのだそうです。
へええええええええええ～～～～～～。
なんで
「腹が立つってことは、草取りが好きじゃないってことですよね。
じゃあ、なぜ、キライな草取りをするんですか
」「汚いと、人にあれこれ言われるでしょ」
誰が
草取り、というのは、本来、自己満足なものです。
他人の家の庭の草が生えていようが、いまいが、
たいていの人は、そんなに気にしません。
する人もいますが、そういう人は、何をしても、他人が気になる人です。
そんなもんは、放っておけばいいのです。
それが気になると言う人も。
とどのつまり、同類ということです。
人のことが（悪い意味で）気になる、ということでね。
わたしは草取りが好きですが、それは、草があると、いやだからです。
人がどうとかではなくて、
草が生えていると、自分がいやだから、草を取る。
なので、草取りを「やらされている」とは、まったく思いません。
だから、一人でやっていようが、他の人がやらなかろうが、
そんなのは、どうでもいいのです。
気になるから、取る。
取ったら綺麗になるから、楽しい。
気にならない時は、取らない。
気になれば、取る。
誰に命令されたのでもなく、自分がしたいから。
草とりって、綺麗にするためにするんですよね。
だったら、１人でも、何人でも、綺麗になれば、それでいいんじゃないんですか
草とりがキライなら、それなりの庭の作り方があるはず。
それもしないで、現状に不満ばかり言ってるのって、馬鹿らしいと思う。
その庭にしようと思ったのは、あなたです。
少なくとも、同意をしたわけです。
それなら、草取りが必要、と、その事実も受け入れるべし
どうしても、不満があるなら。
もう一度、
どうしてその庭の形態にしたのか。
を、思い起こしてはいかがですか
きっと、あなたの何らかの思いが、そこに込められていたはず。
それがないなら。
お手入れの簡単なお庭にいたしましょ
曲がり間違っても、自分が選んだくせに、
「他のひとはやってくれない」
、
と、理不尽な怒りはぶつけないことです。
すすんでやれば。
意外と楽しいものですよ、草取り
空は、いつも綺麗だ。