命をつなぐ@母、その27回忌に思う。 | 愛知県一宮市 ピアノ教室ff(フォルテッシモ)

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夢はピアニスト。日本には、もう住まない!
そう思っていた私の、運命の嫁ぎ先は、お寺でした。

藤原式ナチュラルメソッドで、
楽に表情豊かに音楽を奏でるレッスンをお届けします。

お寺といういつもと違う空間で、
音楽を楽しみ、心をまあるくしてみませんか。

きのう。
5月24日は、実母の27回忌でした。

そのために、有松の兄の家に。

集まったのは、兄家族4人。
我が家の4人。



主人は、他に親戚はこないのか、と言いましたが……。

その言葉に、ああ、この人はやはり、祖父母と暮らしたことがない人なのだ、と実感。
人が老いていくとは。
死んでいくとはどういうことか、まだ目の前で体験していないのですね。


もう80を越えんとする人々が遠方から集うのは難しいのが、想像できないらしいです。
(あ、父の場合は、自主的無視、ですけれどあせる

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実家は、華厳宗。
東大寺です。
久々に、華厳宗のお経を聞いて、なんとも懐かしく……。

おっさまに久しぶりにお会いできるかと思っていたのですが、
代変わりをされたとのことで、お会いできず。

   あ。
   実家の方では、ご住職のことを、「おっさま」と呼んでおりました。

   こちらに嫁いできたとき、住職のことを、
   「ごえんさま」と呼ぶのを聞いて、びっくりしました叫び

   これは宗派の違いか、地域の違いかわかりませんあせる



初めてお会いした息子さんは、とてもきさくな方でした。
こうやって、良い方にお経をあげてもらえる母も、幸せかな。


帰宅して、草取りをしつつ。
どくだみが可愛らしかったので、生けてみました。



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あんなにちっちゃかった甥っ子が。
姪っ子が。
お酒を飲める年頃になっている不思議目

お経をずっとあげて下さっていたおっさまが、そこにおられない、その不思議目



確実に、あざやかに、時は過ぎて行っていることへの、わずかな痛み。



でも。
こうやって大きくなっていく、かつての赤ん坊たちに。
その未来に、たくさんの幸あれと思う、おばさんの、わたしニコニコ


自分以外の者への、幸せを祈ることのできる、その幸せ。



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少々おそまきながら。
お寺でも、鈴蘭が咲きました。

日陰にあるので、毎年、ちょっと遅めです。




過去を見る。
未来を、見る。
今の自分を、見る。

そのつながりを感じて。
なんだか、不思議でもあり。
今はもういない人を想い、哀しくもあり……。

そして、未来を、子供たちのなかに、見る。


命がつながっていくって。
こういうことかもしれない、と思った。

そんな一日。




                             合掌。