ねたみ。うらやみ、そして貪欲。 | 愛知県一宮市 ピアノ教室ff(フォルテッシモ)

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夢はピアニスト。日本には、もう住まない!
そう思っていた私の、運命の嫁ぎ先は、お寺でした。

藤原式ナチュラルメソッドで、
楽に表情豊かに音楽を奏でるレッスンをお届けします。

お寺といういつもと違う空間で、
音楽を楽しみ、心をまあるくしてみませんか。

先日のこと。
大きな大きなお寺の前を通った車

駅前、10分。
大きなお寺。
小牧城の見える、絶好のロケーション。




こんな大きなお寺だったら良かったのにな~~~~。



そう思った。

photo:01



こんなに駅から近かったら。
お寺で、いろいろやりたいこと、そのときも、アクセスの心配をしなくていい。
こんなに小牧山が近ければ。
小牧の薪能だって、お散歩がてら行けるかも。
こんなにお寺が大きかったら。
あ~~~あ。きっと、収入の心配もないだろうな~~~。
(ごめんなさい、下世話で……しょぼん



そう思った日。


でも、その大きなお寺を後にしながら。

ああ。
こういう心があって。
うらやんで。
ねたんで。
こんなわたしがけっこうまっとうに、他人を思いやることが出来るのは。
主人と結婚したからだな、と思うに至り……。


photo:02


わたしは我儘であり。
わたしは貪欲であり。
わたしは人をうらやむ。



そんなわたしにとって。
主人は、人生をまっとうにしてくれる人。



パパで良かったよ。

と、大寺をうらやましく思ったんだ~~~、と夕飯の時に話しながら。

でもね。
わたしはパパといるから、まっとうに生きていられるんだ。



それは、いい話だね。
久々に、いい話を聞きました
笑

と、主人。

焼酎でものみますか。


そう、大笑いし合った、のんきな夫婦でした。





そう。
あなたが、今、ここにいる。
それには、ちゃんと理由がある。

あなたにはあなたにしか生きられない人生がある。




とはいえ。
わたしは、今がわたしの全てだとは思っていない。
今が最終地点だとは思っていない。
このままで変わらないとも、変わらなくていいとも思わない。


わたしは貪欲である。
貪欲であることを、痛いほど知っている。


わたしは、凡夫である。
情けないほどに。
笑ってしまうほどに……凡夫なのである。



合掌合掌