最近、NHKで楽しみにしている番組があります。
それは、
世界で一番美しい瞬間(とき)
世界のある場所の、一年で特別な日を、その地に訪れようという番組です。
いくつか、心に残った番組はあるのですが、今まで一番心に残っているのは、こちら。
愛と希望の光が灯るとき スロベニア ブレッド湖
スロベニアは、旧ユーゴスラビアを形成した国の1つです。
ああ。
ユーゴ代表だったピクシーを思い出すわ……。
ハプスブルク家の統治下にあった昔。
第一、二次の世界大戦。
独立戦争。
波乱に満ちた近代の中で、一市民として生きた男性が、復活させた湖の祭り。
愛と平和さえあれば、十分だ。
そう言っていたという、その男性の言葉が心に響きます。
飛行機の轟音が。
バイクの爆音が。
容赦ないBGМが氾濫する都会。
それに対し、ボートのエンジン音さえも良しとしない、湖、ブレッド湖。
中世に、島の中にある教会に巡礼者を運んだ時から、ボートの形は変わっていないそうです。
ベネツイアは美しいけれど、ボートのエンジン音は好きになれなかったわたし。
また一つ、行ってみたい土地が増えました。
……スロベニア語だそうです……。
この湖が、年に一度、三時間だけ見せてくれる表情とは……。
ぜひ、番組をご覧になってください。
明日の午前8:00~、BSプレミアムにて、再放送があります。
愛と希望の光が灯るとき スロベニア ブレッド湖