着付けのことで確認したいことがあって、東京の叔母に電話をしました
で、ちょっと今時の着付け事情について話していると……。
どうしてサイズの合わない着物を持ってるの
そこが分からない。
……。
ある意味、どストレートな疑問です。
いやさ。おばちゃん。
例えばね、おばちゃんの着物を私が着たいとすると、サイズが合わないでしょ
そんなもの、お直しに出せばいいでしょ。
というより、出さなきゃだめよ。
そうなんだけどね、おばちゃん。
昨今は、そんなにお金を着物にかけたくない人もいるのよ。
変ね~~~。
洋服で、おかあさんのお下がり着たいから、Sだけど、Lの私でも着れる。
な~~~んて言ってるのと同じでしょ。
それとも、LのをSサイズの人が着たいから、このブカブカをどうにかしろとか。
そんなこと、洋服着るときに、思う
あんたね。
そんな、サイズの合わない着物を、平気で、
「大丈夫ですよ~~~~。着れますよ~~~~」
と言うのは、○○よ。
くれぐれも、そんなこと言っちゃだめだからね。
そうなんだけど、世の中さ~~~~……。
洋服だって、裾上げしたり、袖丈直してもらうでしょ。
なのに、なんで着物では嫌がるの。
自分がケチっておいて、綺麗に着られないって、着物に失礼でしょ。
……すっごい、正論でございます。
叔母様。
ええ。
正論でございます。
それとね、あなた。
目上のおばちゃんに対して、言葉遣い、軽すぎです。
気を付けて。
お姑さんにやらないように。
……ごめんなさい
みなさま。
戦前生まれのの着物夫人は、こう考えておいででございます