久々に、ピアノの記事アップです。
定期試験が近づいてきました。
よく出来ている学生もいれば、まだまだな学生もいて、なんとも悩める季節でございます
こんな時期。
一番気になるのは、一曲弾く間に、何度も止まったり、弾き直しをする学生。
これは、自宅の生徒にも言えるのですが、とにかく、止まる。
止まるだけでなく、止まった少し前から、弾き直すことが続くと……。
ちょっと待てい~~~~~!!
と、叫んでしまうわけです。
本人は、間違えたから弾き直す、と思っているのでしょうが、音楽はね、
弾き直しちゃいかんのです!
ちょっとしたコンクールなどでは、間違えたりしたら即アウトなんですが、それより悪いのは、
止まること。
前に戻って(例え一小節でも一音でも!)弾き直すこと。
なんでかって
それはね。
音楽が時間芸術だからです。
時を刻む流れの上に成り立ったものだからです。
時間を刻むもの、といえば、時計がイメージしやすいですよね
さあ、その時計ですが、ちゃんと時間を刻んでいるうちは、いいわけです。
ところが、その時計が、頻繁に止まったり、果てまた逆行し出したら、どうします
修理に出すか、最悪、
捨てられます。
この現象は、ピアノの生徒に比較的起こりやすく、他の楽器では少ないのです。
その理由は、
ピアノは一人で弾くことが多いから。
他の楽器は、伴奏が付くことが多いのです。
なので、自分が止まったり、弾き直したりしたら、伴奏と合わなくなり、
どえらい(大変な)ことになってしまうのを、身を以て体験しているわけです。
なにしろ、そんなにしょっちゅう止まっていては、伴奏者にこう言われるわけです。
そして、ついには伴奏者をしてくれる人がいなくなる……。
コワいですね~~~。
恐ろしいですね~~~~。
それに比べ、ピアノは一人で弾くことが出来るので、止まったり、弾き直すことに他の楽器よりは鈍感になれてしまうわけです。
でもね。
それって、やっぱりいかんのですよ。
あなたのピアノ、壊れた時計になっていませんか
いやあ。
着物と違って、全く持って空気のように仕事しているこちらは、アップするほどのこともないでしょ
と、限りなくあたりまえになりすぎてしまって…。
たまには意識して書いてみるのもいいかも、ですね。
よろしかったら、
こんなんはどんなんなの~~~
ここが弾きにくいんだけど……。
先生を決めるときのコツは
音楽って食べて行けるの
な~~~~んてリクエストして下さいな。
お答えできることはお答えいたしまする