スコットランドがあります
![スコットランド](https://emoji.ameba.jp/img/user/ii/iinanihon/53343.gif)
どういうわけだか、私はスコットランドが好きでした。
もうこれは、物心ついたころからそう。
スコットランドに住みたいから、英語の勉強を始めたぐらい。
スコットランドの民謡も好きだったし、
ロバート・スティーブンスンも大好き。
タータンチェックのスカートがお気に入り
![チェック](https://emoji.ameba.jp/img/user/ta/tahirg327/94027.gif)
ケルトの神話も大好きだったし、
留学するなら何故か、エディンバラ大学、なんて思っていました。
シャーロック・ホームズの生みの親、
コナン・ドイルだってスコットランド出身。
俳優ショーン・コネリーも。
イギリスの警察は、スコットランドヤードっていうんですよ
![ラブラブ!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/186.gif)
とにかく無意味に好き
![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
まあ、その後に行きたい国はどんどん増えましたが、
スコットランドはいつも心の上位にありました。
そんなスコットランドを題にした中で、
一等好きなのが、この曲。
スコットランド幻想曲
ブルッフ作曲 バイオリン協奏曲
ブルッフは一番のコンチェルトも有名ですが、
それほど技巧的に難しくない割に華やかで美しい一番コンチェルトとは違い、
このスコットランド幻想曲は、
難易度の高い重音の嵐です。
私が初めてこの曲を聴いたのは、
韓国の女流バイオリニスト、チョン・キョンファのCDでした。
大好きで大好きで、毎日一か月以上は聞いていたと思います。
うちの兄がノイローゼになったぐらい
![きゃあ](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/natural-mind-10colors/2010854.gif)
(一番コンチェルトとカップリングのこの盤は、
本当にお気に入りなんです
![ラブラブ!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/186.gif)
今回は、2011年、韓国でのライブ盤を記事の最後に貼りました。
2005年に指の治療のために演奏活動を休止した彼女が、
2010年のカムバック後、母国の韓国で演奏したものです。
指揮は実弟のチョン・ミョンフン。
チョン・キョンファの後ろで弾いている女性楽団員が、
今にも泣きそうな顔で弾き続けている姿が印象的です。
そして、ソロのチョン・キョンファの表情の変化にもご注目を
![目](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
どんどん笑顔になっていくのです。
あの難しい4楽章をあれだけの笑顔で弾ききるなんて……。
演奏後、彼女自身、涙をぬぐっていました。
三十年以上も前にこの曲を初めて聞いて涙した時のように、
もう一度涙が流れてきました。
でも、この曲がくれるのは、涙だけではありません。
いつも、何か戦う力を与えてくれるのです。
少し長いですが、全曲バージョンを、
ぜひ、お時間のあるときにお聴きください。
あなたにも、愛と勇気が湧いてくるかも。
月夜に浮かぶ曲についてお話ししようと思ったのですが、
なぜだか、この曲に頭が陣取られてしまいました。
月についての曲はまた後日
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)