発表会の舞台に飾る=お土産に持って帰っていただくお花を、
花屋さんに探しに行きました
12月だから、
シクラメンがいいかな~
ポインセチアもいいなあ~~
ゴールドクレストで、クリスマスツリーにしてもらう
なんて、ワクワクしながらお花を見ていましたら、
アレンジの所に、大きなカサブランカと、カスミソウの花束が
そのとき、ずっと昔、フローリストの知人が、
このお花と全く同じ組み合わせの花束を、
誕生日に送ってくれたことを思い出しました。
この花を見て、ピンと来たの。
あなたにぴったりの組み合わせだって
大胆なくせに、繊細。
繊細なくせに、大胆。
正反対なところが、あなたらしい
そういえば、
同じことを、むか~し、バイオリンの師匠にも言われました
とある曲を練習中のこと。
繊細にして大胆。
優しくて攻撃的。
あんたにぴったりの曲だね。
その曲は、実は私がバイオリンを始めるきっかけになった曲。
ラジオから流れるその曲を聞いて、
体中に衝撃が走りました
この曲が弾きたい
華やかでいて、暗く、
それでいて魅惑的。
何回も何回も聞いていたので、
音楽に興味のない兄までが知り尽くして仕舞うほどでした
その曲は、
ブルッフ作曲、
バイオリンコンツエルト 第一番ト短調
演奏はキョンファ・チョン
韓国のバイオリニストで、兄弟全員が音楽家です
カップリング曲は、
これも大好きな、「スコットランド交響曲」(ブルッフ)。
同じカップリングで、伝説の名手、
ハイフェッツの演奏も出ています
どちらも好きでしたが、
キョンファ・チョンの方が良く聞きました。
鋭い危うさが好きでした
大胆にして繊細。
優しくて、攻撃的。
そんな風に言われた私。
今では、中庸に近づけたでしょうか……
あんまり変わっていない気がします