よく先輩には
『男を選ばなければ、彼氏できるのにね』
と言われる度に
『出会いがないし、モテないんで!』
と本気で思って返事をしてたのですが
よくよく考えると
高校時代よく告白されるなぁと思い
数えて見たことがあって
月15人くらいに
『好きです!付き合ってください!』
と言われた事があったり
卒業式の日も
凄く女子生徒に人気な先生2人から
『ずっと好きでした!』
と言われた事も‥
今思い出すと、胸きゅんしますね
当時の私は
『この人私の事をよく知らないのに、なんで好きって言えるんだろう‥きっと上辺だな‥』
と思って、全部断ってました
先生には『好きでした』って過去形なので
その先に何も言えなくなって
そのまま二度と会うこともなかったです(笑)
記憶に残るのはヤバい男たちばっかりで
今まで1番怖かった男を話したいと思います‥
出会いの場は職場でした。
まだ20代前半で
技術職でありながら接客もある仕事で
技術に関しては物心着いた時から
祖父から教えられてきて歴は年齢に近いくらいで
もうベテラン扱いをそこそこされる。
接客も高校生の時からずっとアパレル
しかもデパートでバイトしてたので
言葉遣いや接客マナーなどは
大先輩たちに教えられてきて
一流ホテル並みのおもてなしと
褒めてもらったことさえあります
その職場に異動となって
物の位置や勝手が分からない新人でしたが
ベテラン扱いとして
店長たちからも相談など色々受けてました。
私が異動になって1週間も経たないくらいで
未経験のおじさんがバイトとして入社してきて
見た目からしてちょっと怪しさが‥
年齢は50歳以上
髪の毛はベッタリジェルで固めていて
柄シャツにスラックス‥
中肉中背の‥
スナックとかにいそうだなぁと
スナック経験なくても思うほどで‥
先輩たちは勝手が分かっているので
仕事が忙しそうで
私がその新人さんの指導というか
教えてあげることが多くなりました。
『その書類はこちらにありますよ。』とか
『この器具を洗浄する時は、この洗剤で洗ってください。』とか
そんな程度でした。
そのおじさん。
私が器具を洗っていると
後ろから近づいて耳元で囁くのです。
『今日もかわいいですね』と‥
後ろからおじさんがソッと近づいてくるって‥
しかも初対面って‥
気持ち悪いし、怖くないですか?
しかも!囁いた後に
『綺麗な手ですね』って
手を握られたんですよ!!!
しかも自分をかっこいいと思ってる感じで‥
もう恐怖のあまり声も出なかったです。
洗い場は狭い個室で人目にもつかないし‥
急いで洗い場から逃げました。
しかし話はそれだけでは終わらない‥
次に続きます