Eye-Fi X2シリーズの公衆無線LAN利用が有料に。。。 | FON*Mac Wiki* Blog

Eye-Fi X2シリーズの公衆無線LAN利用が有料に。。。

昨年発売になった第2世代のEye-Fiカード X2シリーズですが、X2シリーズの特徴(Explere、Proのみ)として公衆無線LANへの接続に対応というものがあり、このブログでも実際にカードを購入してFONのアクセスポイントへのアクセスとアップロードを試しましたが、昨日カードのファームのアップデートを確認するためにMacに接続したところ公衆無線LANの利用について「有効期限が終了しました」と表示されていました。

【参考】Eye-FiからFONのアクセスポイント経由でアップロードに試みる(2)

$FON*Mac Wiki* Blog-eyefi_end



また表示されていたリンクを辿りEye-Fiの公衆無線LANのページを確認したところ次のような記述がありました。

$FON*Mac Wiki* Blog-eyefi_lan

1年間のサービス付き(米国のみ)
Eye-Fi Explore X2 および Eye-Fi Pro X2 カードでは、米国内の公衆無線 LAN サービス 1 年間無料利用が可能です。


そこでまず昨年のリリースノートを調べてみましたが特に公衆無線LANへの接続について当初から1年間無料という文言はなく(公衆無線LANの機能自体が大きな特徴として取り上げられていないようにも思われますが。)現在までのリリースノートを確認しても1年間限定で有料化についてのものはありませんでした。

またEye-Fiカードの設定においても当時の公衆無線LANのページでは1年間無料というような記述はありませんでした。

【参考】X2シリーズリリース当時の公衆無線LANの設定画面
$FON*Mac Wiki* Blog-eyefi_1



残念なことにEye-Fiの公衆無線LANのページがX2シリーズのリリース時からこのように表記されていたかの確認をすることはできませんでした。


推測ですが元々公衆無線LANへの対応についてはそれほどメディアでも取り上げられているものではなく、実際に公衆無線LANを利用してのアップデートをするという利用が少ないからなのか、どのような経緯でこういうことになったのかは現在のところ不明です。

前でのEye-Fiの公衆無線LANのページにおいて1年間のサービス付き(米国のみ)の米国のみというのは日本で購入した人には日本にあるアクセスポイントについて例えばこれから購入をしたとしても日本ではお金を払わなければ利用ができないのかも不明です。

ここで公衆無線LANへの対応について当時はDevicescape(Easy Wi-Fi)との提携によって利用が可能になったという経緯があるのですが、元々Devicescape自体が無料のサービスであったので、この点も含めて現在Devicescapeを利用しているのか、それとも独自に公衆無線LANへの接続の仕組みを構築して(したために)有料化をしたのかも不明です。

また有料化に伴って対価を支払ったところで日本で利用できるかも不明です。


【追記】現時点で公衆無線LANにアクセスができる機能を有しているのはX2 Proのみです。 X2 Exploreはすでに販売を終了しています。


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