【本】新宿スワン、他1作 | Les ailes du destin

【本】新宿スワン、他1作

新宿スワン

あらすじ:キャバ風俗AVのスカウトと金暴力の物語

新宿スワン(5) (ヤングマガジンコミックス)/講談社

¥560
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暴力関係の物語は歴史物に通じる権力闘争があって面白かったりするのだが
この漫画はそれをスカウトからの視点で描かれている。
「勇午」と同じでアマゾンレビューは少なめであまりオススメ本として出てこないが面白いと思う
残念な点は、区切り区切りで「なんかいい話」で終わる章が多い気がする
歴史と比較するのは酷だが、良くも悪くも無情さがあまり感じられずで生々しさが若干薄れる
まあそれを考慮しても、予定調和に見えなくいし面白いとおもうんだけどね。
まだ16巻までしか読んでないが、レビューによると30巻がおもしろいらしい楽しみ。
絵柄はどんどん変わっていく漫画だが、初期の廃れた感じが好き。特に関さんは理屈抜きでかっけーす。


疾走

あらすじ:陸上少年の物語

疾走 下 (角川文庫)/角川書店

¥620
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上の新宿スワンの流れで紹介。逆に無情さがあるようなないような小説です。
読後感は良いとはいえない。ただ傑作だとは思う。からみ以外の部分で。
著者の重松清さんは知る人ぞ知る40代ほのぼのノスタルジー作家、その重松さんの挑戦的な作品ではないだろうか
スワンさんも題材が題材なのだからこれくらいの無情さがあってもよいと思う。
表紙があれなので、一番きつくなさそうな文庫本の下巻の絵にしてます