いつも応援してくださっている皆さま。
クラウドファンディングにご支援頂いた皆さま。

本当にありがとうございます。

一部の方々のツイートを受けまして、応援してくださっている皆さまに私達の気持ちを目標をちゃんと伝えたほうが良いのではないかと思い、ブログを書くことにしました。

黄河、水城は仕事中のため、更新が遅れますことをご了承ください。  



結構本音を書きます。
もしかしたら誰かを傷付けるかもしれません。
でも私も、もう十分傷ついています。
だから今の現状と正直な気持ちを書きたいと思っています。

まず、支援金の使い道について。

第7話の執筆が決まる120万円(手数料20%を引いて98万円)以降、私たちは明らかな目標の設定をしませんでした。
120万円で大満足だし、カツカツながらやりたいことはできる。
しかし、ファンディーさんのシステム上、早期終了ができないので残り2ヶ月の期間が残ることになりました。
私たちが新しい目標を立てることによって、それを公表することによって、支援者の方々に無理をさせてしまうかもしれないと思い、私たちが水面下で立てた目標を支援金で実行できることが決まった時にご報告させて頂く形をとっていました。

160(128)万円で第8話の追加。
200(160)万円で本のクオリティーアップや、制作スタッフの充実。
250(200)万円でオリジナルブックカバーの制作。

すべてその金額を超えてからのアナウンスでした。

そして企画もあと10日ほどとなり、残りのお金を何に使うかという相談を毎日のようにしています。

・支援者の方へのさらなるリターンの追加
・特別支援学校へ麻雀卓を寄贈し教えに行く
・小学生がおじいちゃんおばあちゃんと一緒に学べる麻雀入門
・老人ホームへの麻雀卓の寄贈
・大学サークルの学園祭への出張紅孔雀

しかし、まだどれも確定していません。
なぜなら、支援がいくらになるのか確定しないと予算が組めません。
何が作れるのか。
何卓寄贈できるのか。何人行けるのか。
どこまで行けるのか。何回行けるのか。
それがハッキリしないと、こちら側からのアプローチができないからです。

支援者の皆さまへ還元するというのも案として出ました。
しかし、多方面からの協力により
・石井あやプロが主役の読み切りマンガ
・第10期女流雀王決定戦最終日
の配信も追加することができ、製本とリターンの充実についてはもう十分というところまで来たのではないかという話になり、それであれば本来の「麻雀人口増加計画」に使ったほうがいいのかもと考えました。
達成率が300%を超えてもまだ支援してくださる方がいるということは、きっと製本化の向こうの「麻雀人口増加計画」への支援なのではと思いました。

先に挙げたことは、前からやりたいと話していたけれど、私たちだけでは全て夢物語でした。
いつかできたらいいね。って話すだけでした。
でも今は皆さんの支援金があって、自分たちではとてもできなかったことができると思っています。


目標を掲げて皆さまに無理をさせるのではないかと不安だったのが1つ。
先に言って、先方の許可が降りずに実行できなかった時に、また批判の対象になるのではないかというのが1つ。

だから、確実にできることが決まってからご報告しようということになりました。

でも、それが皆様に対して不安の種になるのであれば、謝らなければなりません。不安な思いをさせてしまった方々、本当にごめんなさい。そのこともあり、今日は私たちの今の思いを話したほうがいいと思いました。



どんな方法でも、どんな結果でも、お金が絡む以上批判は生まれると思ってはいたので、1つ1つの批判を相手にすることはしないと4人で決めました。

だから、このブログに全部書きます。

「大崎初音を潰すぞ」
そう書いてあるよと知人から報告を受けました。
名前を聞いてみると、私が以前ブロックをした人でした。
昔、リプライの内容が酷く、しばらくはガマンしていたけれど、私は私の周りの人への誹謗中傷も無くならず、耐えきれなくなってブロックをした方でした。
それでも「ブロックを解除して下さい」というメッセージは届き続け、生放送のラジオのメールでも「反省していますのでブロックを解除して下さい」というものが何度か届きました。
何度か別のアカウントでその人のページを見に行きましたが、その他のツイートでは反省しているような文面は見受けられなかったので、ブロックを解除することはしませんでした。

そして結局上の発言となりました。

他にも名前を聞くと、以前にSNS上の発言から仲違いをした方々の名前が挙がってきました。

ガマンし続けたら良かったのか。
私はそうは思いません。
「こう言われたら、私はすごく悲しいです」
「そういう言い方はしないほうが良いと思います」
そう伝えて離れていった人もいます。
でもそう伝えて、伝わった人たちがたくさんいるからです。
「そうだったの?ごめんね。」
そう言ってくれて、今でも仲良くしてくれるファンの方がたくさんいるからです。
ガマンしていた頃は嫌いだったり苦手だったりした人が、今はすごく好きだと変わった経験が一度や二度ではないからです。

そうやって行動してきて、それでもわかりあえないなら、それはそれでしょうがないこと。
そう割り切ってきました。
嫌われないようにガマンするよりも、本当に好きな人に好きになってもらうほうを選びました。

こういうことは書かないほうが良いよという意見もわかります。

でも私は、そんな簡単に人を傷付ける発言をして楽しんでいる人達に絶対に屈しないし、そんな人達にあることないこと言われているのもやっぱり嫌です。
それによって周りの方々に心配をかけるのも、ファンの方々に不安な思いをさせるのも嫌です。

私が言われているだけならいいけれど、周りの人に迷惑をかけるなら黙ってはいられません。

最近はどちらかがスルーすることでの物騒な事件も多いので「潰すぞ」と書かれた以上、私はそのことを伝えるべきだと思いました。

その人だって、寂しかったんだと思う。
きっとこのブログも読んでると思う。
でも、私はこう言われた以上やっぱり受け入れることはできないから、本当に今までのことを反省していて、寂しくてさっきの言葉を発してしまっただけなら、私以外の麻雀プロのことを優しく応援してあげて下さい。その姿を見せて下さい。


まだ正直に書きます。

追加のセットリターンはただのゲスト料あつめなのではないかという意見もありました。
こんなの信じる人なんていないと最初は思っていたけれど、そうでもなさそうなのでお話しします。
例えば、紅孔雀フルセットは50000円です。
ここからファンディーさんの手数料を引いたら40000円。
そしてセットの場代(5時間相当)を引くと34000円。
そこから会場までの4人の往復交通費を引くと30900円。
その方に送る本やリターンにかかる経費や送料などを引くと30000円を切ります。
それを4人で割るとなると…
ここまで書けばご理解頂けると思います。
(ご理解いただけない方もいらっしゃるとの報告を受けたので追記しますと、私たちはセットでギャラをもらうわけではありません。そんなこと今までどこにも書いていません。この例えは、もし誤解されている方々が言うように集金目的、ゲスト料目的ならば、土日を1日空けてこの方法をとらなくないですか?ということを数字に出して説明したまでです。)

私たちが追加リターンを出したのは、それを望む声が企画開始時にあったからです。
クレジットカードが間に合わなかったという方もいらっしゃいました。
諦めて別コースを支援してくださった方もいます。
でも、私たちは金額がこんなに大きくなる前に約束したんです。
必ず追加リターンを出しますから。と。

余ってもいいんです。余るってことは「望んでくれていた人はみんなこのコースを選ぶことができた」ということだから。

私がセットリターンに使うのは20日。
その20日はお仕事ができません。
それでも、企画を応援してくださる方に直接お礼が言えて、本について、この先の麻雀人口増加計画について、お話しながら麻雀を打てる場所を作りたいと思いました。

本当はこんなこと書きたくなかった。
でも書かないことで、大切な人達を不安にしてしまう可能性があるならと思って書きました。


2012年9月25日
紅孔雀の第1回目。
あれからもうすぐ4年。
あの日からずっとずっと、紅孔雀に通ってくれている人達がいます。
仕事や家の都合で通えなくなってしまったけれど、応援してくれている人達がいます。
この活動を純粋に応援してくれている人達がいます。
そして、こんな私といつも一緒に歩いてくれたコフさん、のん、水城がいます。

4年前は、今こんなブログを書いているだなんて夢にも思わなかった。
先日、井出洋介プロが言ってくださいました。
「きっと紅孔雀を始めた頃だったら、こんなに集まらなかったと思うよ。ここまで支援者が増えたのは純粋に君たち4人のこの4年間の頑張りだと思うよ」
すごくすごく嬉しかった。

紅孔雀の活動は本当に地味です。いつもギリギリのところでやりくりしています。ポーチにお金を入れて、ノートに線を引いて4年間ずっと家計簿みたいなものをつけています。
これからもきっとそうです。

たくさん集まったお金は、私たちの活動の結果だと受け止め、私たちのできる「麻雀人口増加計画」のために使わせて頂きます。

上手くいったり、いかなかったり
喜んだり、悲しんだり
悩んだり、傷ついたり

色々あるけれど
それでも私達は、何かをやり続ける人でありたいと思います。

企画ページで4人で日替わりで毎日日記を更新しています。
最後にその日までの支援者の数と支援金の合計を書いています。
書くたびにさらに感謝の気持ちでいっぱいになります。
2,870,000円なんて数字を打つことは、きっとこの先ないんじゃないかなぁ。って思ったりもします。

私達4人ではできなかったことを叶えて下さった皆さまに、本当に感謝しています。
これから、私たちがみんなの気持ちを背負って、また新しい「麻雀人口増加計画」に踏み出すことが、この企画のゴールなんじゃないかな?って思います。

だから私達は私達のできることを話し合いながらゴールに向かいます。

大崎初音