初めての方は
Hachi's Diary の歩き方。
をどうぞ。





長々と書いた日記を
ボタンの押し間違いで消してしまった。


あーうー。



二日目の朝は6時起床で
9時から残りの3半荘。

今日もとっても楽しかった。

参加者204人という大規模な大会は
今年で8回目。

8回全て参加の方も
たくさんいらっしゃって
みんなに愛され続けているこの大会に
ゲストとして参加出来たコトは
本当に「幸せ」以外の言葉が見つからない。



対局中に「先ヅモ」を注意したおじいちゃん。
参加者の中では麻雀を知っているほう。
昔はきっと仲間達と打ったりしたんだろーな。
 
対局が終わった後に少しお話を。

「いやぁー。どうしても昔からの癖でねぇ」と。

おじいちゃんに悪気はないのだ。
こんな時にどう言うかは難しい。

「○○さん。先ヅモしてるとね、鳴きたい時にわかっちゃうんだよ。私は今日は対面だったけど、上家だったら警戒しちゃうもん。せっかく麻雀上手なのにもったいないですよ。」

そう言ったアタシに
「そうかー。そうだよなー。不利になっちまうなら気を付けなきゃなー。ありがとうね。」
と丁寧にお礼まで言って下さった。


そして
「次はプロに勝てるように頑張らなきゃなー」
とリベンジ宣言も。

おじいちゃん。
ありがとう。

アタシも負けないからね。




名産の梨もタコカレーも美味しかった。

皆さんにすごく親切にして頂いた。


 
 
閉会式で挨拶を。
 
「麻雀は1局に多くても1人しか和了れないゲームです。(ルールはダブロン無しの頭ハネ)思い通りに手が進まなかったり、勝負手の時に限って誰かが和了ってしまったり、イライラすることもたくさんあると思います。でも、ここに居る皆さん全員が、この会場を出る時に“やっぱり麻雀って楽しいな。また来年も出たいな”と思って下さったなら、私達はそれが1番嬉しいです。」


好きでいるコトが1番強い。
アタシはいつもそう思っているから。


 

一緒に打ったおばあちゃんの中には
「私ね。いつもリーチだけの1300点で和了って、みんなに“またそんなに安いの!?”って怒られちゃうのよ。」
そう言って下を向いていた方もいた。
 
その半荘。
アタシは配牌に恵まれて
高打点の和了りを繰り返した。
おばあちゃんは終わった後に
「やっぱりプロは点数が高いのね。すごいわ。」
そう言ってくれたけれど
顔は何だか寂しそうだった。
何か違う生き物を見るような。
 
「そんなコトないよ。みんな一緒だよ。」
断ラスのおばあちゃんに対して
偶然デカトップを取ったアタシは 
その一言がどうしても出て来なかった。

 
 
ステージで挨拶を終えた後
「2日間で印象に残っている、自分の和了りは何ですか?」
という質問に
「リーチ一発ツモ裏3の3000・6000です!!リーチのみだったんですけどねーあははっ。」 
とアタシは答える。

印象に残った和了りはたくさんあるけれど
これでおばあちゃんに伝えたかったんだ。
 
色々な状況はあれど
和了って悪いコトなんて1つもないんだよ。と。
 
1300点でリーチをするのは
決して悪いコトじゃないんだよ。と。
 
テンリーダーもない
オーラスの点数申告もないこの大会は
その人が和了りたい手を和了ればいいのだ。

たまたま前の方に座っていた
先程俯いていたおばあちゃんが
笑顔を浮かべていた。


みんなはもちろん大爆笑。


これでいい。




おばあちゃんがいつか
「リーチ一発ツモ裏3」を和了った時に
アタシの顔を思い出してくれたら
それだけで本望だ。





アタシの「麻雀人口増加計画」は
まだ始まったばかり。




最後になりましたが
いすみ市ふれあい麻雀大会の参加者の皆様&関係者の皆様。

素敵な時間をありがとうございました。


またお会い出来る日を
楽しみにしています。





さっ。
明日はれっど's。

今週も頑張っていきまっしょい。
 
 
日本プロ麻雀協会所属 大崎初音~続・Hachi's Diary~-2009101810550000.jpg

ちなみに。
成績は+41ポイントの53位でした☆