ここのところ2ヶ月に1本は台本を書いているのではなかろうか。今回はまた舞台の戯曲です。1時間ほどのものなのですが、もっと登場人物を増やしてよりドタバタさせて2時間ものに仕上げてヨロタミでやったら、結構笑ってくれるのではないかと思う。ヨロタミ用に改めて書いておくべきなのだろう。

 だがその前に、ひと息入れつつもやらなくてはいけないことがある。自主映画の編集です。気合いでまた撮ったのです。ちゃんと繋げられるのだろうか……。

 それにしても、同時進行で頭がこんがらがっている。「こんがらがる」はもしかしたら方言だろうか。

 調べようと思ったら、当たり前のようにドジャースの記事をクリックして読み耽っていた……明後日はホームランは出るのだろうか。先発はヨシノブらしい。

 ここ数年で、自分は疑いようのない花粉症であると自覚している。おっさんのくしゃみほど耳障りなものはない、と思っていたのだが、自分が日々それを繰り返している。

 年齢を重ねるにつれ、憧れを抱く人が自分より年下であるという違和感も最近はまったくなくなった。それこそ二十代のころは、この人俺より若いんだ、とよくびっくりしていた。ドーハ以降のサッカー日本代表だったり、イチロー選手だったり。今はまったくそれがない。特にスポーツ選手においては。

 だが昨日、久しぶりにびっくりしてしまった。ドジャースのロバーツ監督である。よくよく考えたら巨人の監督も自分よりもだいぶ若いし当たり前っちゃあ当たり前なのだが、それでもびっくりした。政治家のようなお顔立ちに勝手に年上だと思っていたのだ。

 最近は、駅の階段を一段飛ばしに上るか、飛ばさないで上るか、どっちが楽なのだろうと悩んでいたりする。僕はとにかくゆっくり歩くのが好きではない。なので、気持ちが優って結局一段飛ばしに上っている。でもそのうち、気持ちに勝てなくなる日が来るのだろう。

 ありがたいことに第6回 REIKI FILMS FILM FESTIVALにて、自主映画『内部告白』で最優秀助演俳優賞をいただきました。入選しただけで十分だったのになんとも……といった感じです。監督としてではなく、俳優部としての受賞なのでおこがましい思いもありますが、出演者全員がもらった賞だと思っております。

 舞台じゃないのでどうお知らせしたらいいものか、あまり宣伝もしていなかったのですが、それでも自力でお越しいただいた方々を数名お見受けしました。わざわざどうもありがとうございました。

 すごく勉強になった一日でございました。

 そういや普段あまり使わない駅での乗り換えであたふたしていたとき、ドクターイエローなる黄色い新幹線を見たので賞をいただけたのかもしれません。ドクターイエローを見たら幸運が訪れる、とネットにあったので。ちなみに初めて見ました。とにかく黄色い新幹線でした。少し前まで都内でたくさん走っていた黄色いタクシーを思い出しました。

 写真はいただいたトロフィーです。今までトロフィーをもらったことはあっただろうか……盾はもらったことがあるような気がする。いずれにしても、中学生以来のような気がする。

 

 ヨロタミのじゃない舞台の本が書き上がった。とりあえずOKのようなのでひと安心です。僕は演出はしないので脚本のみの提供となりますが、逆に楽しみです。どんなふうに仕上がるのでしょう。

 と、もうひとつ。

 昨年の秋にヨロタミで自主映画なるものを撮ったのですが、なんとも運がいいことにノミネートしていただき上映してくれるようです。詳細は追ってお知らせいたします。

 ありがたいことに自身の撮影やら何やらで忙しくさせていただいておりますが、現状の書きものはひとまず終わったので(直しはあると思いますが)、またお小遣いを捻出して自主りたいと思います。そんなこんなで、また書きものから始めようと思います。

 新年早々から本当に大変かと思います。僕の場合は当日の朝というか夜中の3時に飛行機が欠航になるとショートメールが届いたが、地震に比べたら大したことない。色々焦ったけど、ありがたいことに結果笑顔になれたので。

 1月4日、数ある羽田行きの便のうち2便だけが欠航となった。なんとも運が悪いと思ったのだが、翌日にひとつ仕事があったので何としてでも帰らなくては、とその日の予定は全てなしにして新幹線で帰ることに決めた。が、検索に検索を重ねた結果、ギリギリのところで自由席がないことに気づき、指定席は全て埋まっていることがわかった。危うく3時間半かけて鵡川(実家)から函館に向かってとんぼ返りするところだった。

 飛行機は9日まで全ての便が満席だったが、一日中千歳空港にいてまた鵡川に舞い戻ることを覚悟して、僕は空席待ちをすることに決めた。若かりころの記憶が蘇る――空席待ちの順番が後ろに回されるスカイメイトというチケットだったため一日中羽田空港を満喫したことがあるのだ。

 空港に行ってみて良かった。スマホで情報を得ることのできない窓口があったのだ。欠航になった便のチケットを持っている人しか乗れない成田行きの臨時便が1便用意されていたのだ。2便欠航になっているわけだから、その情報がネット上に出ていたら当然それも満席になる。前日の欠航は2便どころではない。前日にチケットを払い戻して新幹線で帰ろうとして乗れずにまた空港に戻ってきていた人は本当にかわいそうだった。チケットを払い戻しているため、この便には乗れないという。きっと色々調べて真っ先にと陸路を選んだと思うのだが、新幹線に人が殺到してしまったのだろう。

 デジタルが全てではなく、アナログに行動するも大事だと改めて思った。被災地ではそれこそアナログ、人と人なのだろう。僕が呑気に言えることではないと思うが、多くの人が笑顔を取り戻せたらと思う。

 僕は無事帰れたその翌日からまた呑気に、ありがたく、戯曲を書いている。多くの人の目に映るものではないが、たまたま目にした人が笑顔になれれば、と。

 今年もどうぞヨロしくおタのミ申し上げます。