小学校入学前は、自宅の住所と氏名を漢字で書くことができるだけで十分です。


幼児教育や早期教育で、漢字、アルファベット、九九を覚える必要はありません。基本的に教科の学習は必要ありません。



それよりも小学校入学前にすべきことは、


1 日常生活の中で、自然に覚える習慣、態度及

  び行動を身につける。


覚えようとすると、精神的に疲れるので、無意識に自然に覚えます。自然に覚えたことは定着率が高いです。五感で観察力を高めます。


2 分からないことをそのままにしない。


・親や先生に訊く。

・自分で調べさせる。

・分からないことも考えてみる。


3 分かったことを書く。


・読後の感想や動物園で気に入った動物について

 書く、あるいは絵にすることで表現力が高まり

 ます。

・訊いて分かったことや調べて分かったことを書

 くことは、要点を整理する力になります。

・考えたことを書くことは、順序立てて話す力、

 推敲力、類推する力、想像力を高めます。


入学前は、教科の学習ではなく、以上のように教科の学習をする土台作りをします。


小4までの内容は、小学校入学後に始めても、2年間で終えることができます。


基本的には国語力をアップさせますが、観察力は

理科や社会の勉強にも役立ちます。


暗記するだけの子供は、小学校入学後に伸びません。

既投稿の「九九の表」に書いたように暗記するだけでは、発展性がありません。

観察力が高まれば、対角線で、右上三角形と左下三角形が対称であることに気づきます。