長年、進学塾を経営している人の話です。
「ウチに来なくても受かるヤツは受かるし、ウチに来ても落ちるヤツは落ちる」
来なくても受かる子はありがたい宣伝媒体です。
ビジネスなので、来なくても受かるとは、絶対に言わないそうです。
逆に塾に来ても落ちるヤツは、落ちます。
いくつかのタイプがあるようです。
1 一度だけ合格ラインに到達しただけで、合格できると思い込むタイプです。たまたま当たった時の結果だけでは、合格確実と言えませんが、思い込みが強いので、塾の勧める学校に納得しないそうです。
2 あと少しで合格ライン到達で、伸びしろを過度に期待するタイプです。私は「頑張る」という言葉が嫌いです。
我が子が頑張っている云々と言うそうです。しかし、頑張っているのは我が子だけでありません。
一度も合格ラインに到達してないのに伸びしろ期待で合格は、難しいですね。
3 無理を承知で高望みするタイプです。塾生本人よりも親が自分が果たせなかった夢を子供に託します。しかし、子供のDNAの半分は父親、半分は母親から受け継いでいます。そのことを忘れて子供に過度な期待をしても失敗します。
両親がいる場合、片方の親は客観的な評価なり見方が必要だと思います。二人とも同じでは、二人で一人前です。
受験生本人や親が、客観的かつ正確に実力を測ることができ、高望みしなければ、東大にしても、
有名中高一貫校にしても、入試倍率は1.1倍くらいになるはずです。
倍率3倍の入試なら、受験生の1/2は着外(不合格確実)です。上位1/6は合格確実です。
残り1/3が合格か不合格を競い合います。この内の半分が合格し、半分が落ちます。
倍率3倍の試験の当落は、大雑把に言えば、その程度のことです。
大袈裟に「◯◯戦記」などと称する人もいます。
しかし、戦死するわけじゃありません。
落ちても、第二志望校なり「滑り止め校」が用意されているので、安心して下さい。
また、ギリギリ合格しても、入学後、大変なのは
本人であり、親ではありません。
