高校の入学式では、トップ合格者が新入生を代表して、宣誓をしました。
トップ合格者は、公開模試でヒトケタの常連でなかったので、意外でした。
式が終わると、教室へ移動しました。
先生の自己紹介、生徒各人の自己紹介のあと、私が呼ばれ、校長名の「1年3組クラス代表を命ずる」と書かれた辞令をもらいました。
数日後、入試の順位が25番だったことを知りました。
入試点500+内申点450=950
内申点が440点(体育だけ4)で、入試問題がやさしくて差がつかないので、そんなものか、と思いました。
しかし、入学式の宣誓は、トップ合格者です。
クラスは10です。
25番入学なのにクラス代表に任命されたのが、不可解でした。
1番から10番の10人がクラス代表になるのが当然のように思いました。
クラス担任(東大数学科卒業)に別件で職員室に呼ばれた時に訊いてみました。
「25番入学なのに、クラス代表になったのは、何故でしょうか?」
「内申点や5段階評価をどう思うか?」
「無い方がいいと思います」
「俺もそう思う。入試問題はむずかしいか?」
「公開模試よりやさしいです。満点がたくさんいると思います」
「内申点や入試点では、実力は分からん」
「・・・・・」
「公開模試業者から毎回の情報が送られてくるので、その順位を使うと実力が分かる。満点が50人以上もいる内申点や入試の数学はあてにならん」
「・・・・・」
「内申書で見るのは、特記事項だけだ。特記事項に生徒会役員と書いてある者を公開模試平均順位の上から10人選んだ」
「なるほど」
「色々な中学から来る連中のまとめ役を生徒会役員の経験もないヤツに任せるのは荷が重い。内申書が役立つのは、それだけさ」
