壁の存在 大学合格まで 



第一の壁

早期教育を受けた者が、小3くらいで経験します。

早期教育プログラムは、楽しく学習できるようにゲームやクイズ形式になっています。

しかし、勉強(学び)は、楽しいことばかりではありません。また、必ずしも答えに辿り着くようにヒントが用意されていません。


第一の壁を乗り越えるには「自分で調べることを知る」と「楽しいことばかりではないことを知る」の二つが必要です。

これを怠ると、楽しいこと(得意なこと)はやるが、そうでないこと(苦手なこと)はしない子供になります。



第二の壁

中高一貫校の受験に何とか、合格した子供に見られます。

入学式で「入学した全員が同じスタートラインに立った」という趣旨のことを言う学校長がいます。しかし、同じスタートラインではありません。


最初の実力テストなどで、否応無く、その学年の順位が出ます。悪くても上位半分でないと自信を失くします。

難関大学を目ざす中高一貫校であれば、ほかの生徒も勉強しているので、学習内容が難しくなっていく中、上位に上がっていくことは、不可能とは言いませんが、かなり困難です。


私は札幌市立小学校から市立中学校でした。

中学受験をしなかったので、小5〜6で、中1〜2の数国社理の教科書を終えました。

英語は中学からの時代でしたが、小6の1年間で中1〜2の教科書を終えました。


小5〜6年の担任の先生が、中1の担任の先生に手紙を書いてくれました。 入学後、数回に分けて、職員室で英数国社理の特別試験を受けました。

その結果、「英数国社理の授業時間は自由に自習していろ」と言われました。



第三の壁

公立中学校から高校受験して、入学した者が経験します。基本的には中学受験して入学した者の場合と同じです。


札幌南高校に入学しました。北海道随一の進学校です。公立高校入試は、入試点と内申点を数倍した得点の合計で、合否が決まります。内申点がオール5の人が結構いるので私のように1科目でも4があると、ハンディがあり、25番で入学しました。


5月下旬に英数国の実力テストがありました。大学入試問題が出題されました。

数学は95点でしたが、英語と国語はともに70点台でした。

数学と国語は満点がいませんが、英語は満点が一人いて、その彼女が合計点で1番でした。

後日、彼女は小1から英語を学び、中2で英検1級、仏検2級に合格したことを知りました。


高校入試の公開模試を受けていたので、彼女の名前は知ってました。

公開模試や高校入試の問題は彼女にとって簡単すぎて、他の人に差をつけられなかったことが分かり、また、追いつくことが不可能と分かって、二重にショックでした。


私が追いつくことはできないけれど、彼女も満点を超えることはできません。

私が英語と国語で80点台をとれば、本当の実力は別にしても、試験結果としての合計点の差は縮小して、順位も上がると考えることにしました。


考え方を変えてショックは薄まりましたが、英語コンプレックは残りました。


これが解消したのは、東大大学院修士課程入試の面接時に「君は英語ができる」と言われた時でした。


(大学入学後の第四の壁、第五の壁に続く)