受験とモチベーション その2
高3の1月20日に大学紛争のため、東大入試中止が決定しました。
小5になった時から約8年間、色々と工夫しながら東大理一合格を目ざして高いモチベーションを維持してきました。
東大教養学部に出願書類を請求済みでした。
出願書類請求を受け付けるのだから入試はあると思っていました。
ところが中止決定です。
モチベーションは、ゼロに低下しました。
東大は教養学部に入学し、その成績で進学振り分けがあります。
京大などに志望校を変更するには、特に工学部の場合、学科まで決める必要があります。
東大入試中止によって、メンタルがどん底の状態で、将来メシを食う学科を決めてしまうことに抵抗感がありました。
地元の北大理類は、東大理一のように教養部の成績で進学振り分けがあります。
大学生になって将来の道(専門)を決めるのがベターと思いました。
北大教養部に入学して3週、授業がありましたが、4月28日の沖縄デーに教養部棟が過激派学生にバリケード封鎖されました。
(授業が再開されたのは翌年の1月4日)
気を取り直して北大に入学したのに今度は北大紛争です。
一旦上げたモチベーションは、ゼロになりました。
中学以来の彼女には色々言われました。
しかし、彼女は当事者ではありません。
ダラダラした生活を続けることは良くないと
頭では分かっていましたが、モチベーションが上がらない状態が続きました。
7月下旬に京都市へ行き、銀閣寺から「哲学の道」を歩き、四条大橋付近から鴨川に降り、あれこれ考え、千年の古都の重みのようなものを感じました。それに比べたら、自分の悩みは大したことない。
お盆休み前に「北大で建築学を学び、東大大学院で都市工学を学ぶ」と決め、彼女に会いました。
東大大学院修士課程入試は、9月上旬にあります。決意してから入試まで3年余りです。
モチベーションを高い状態に維持しながら、建築学、独学の都市工学、語学(英語、独語)を勉強することは、それなりに大変でした。
メンタル面のサポートは、彼女によるところが大きかったと思います。
大坂谷吉行著「東大入試中止1969 ある受験生カップルの軌跡」
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第1章 札幌市立美香保中学
第2章 札幌南高校
第3章 北海道大学(北大建築)
第4章 東京大学大学院(東大都市工)
2019年1月20日付け朝日新聞「天声人語」で
自費出版が紹介されました。
難関大学志望者及び両親は必読‼️
