最初の出会いは、友達の店に行った時。 ビルの入口で、男女の友達に逢う。
ディンとウェは、インドネシアからの留学生。ディンは、日本語がまだまだなので、日本語ペラペラのウェと話をする。
『どしたの?もう帰るの!?』と聞くと
『お店中は、警察だらけだから帰りますよぉ』 とウェ。
『なんで警察!?』
『それは、わかりません。行って確かめればいんでしょ~』
『何言ってんの??とにかく、あたしは今来たばかりなんだから、一緒に行こうよ~』と何度も誘うが 返事はNO!
とりあえず、一人寂しくお店に入ると…
カウンターもテーブル席も空いてないし。
小さなお店なので、10人位いるといっぱいいっぱいだ…。
ものすごく賑やかで、居場所が無い…。 日本語誰も話してないし…。
友達は、厨房に入ったまま出て来ないので、とりあえずカウンターの1番端に 目立たないように立ってみた。
みんなチラチラこっちを見る。
インドネシア語は わからないので、誰かと目が合う度、笑顔だけ作って口は開かない…。
ところが、カウンター奥に座ってる人が
『インドネシア人ですか?』と日本語で。
間髪入れず『日本人です!』と答えるのと同時に、賑やかだったのが静まり、みんなの視線が一斉に集まった。
『ごめんなさい、日本語しか話せません…』
と言うと、彼等は笑顔だけ返してくれた。
内心ホッとしながら、端っこのテーブルに日本語が上手な友達がいる事に気付き、跳びはねるように行き、彼女の隣に無理矢理座る。
日本語でのやり取りを、彼等は話ながらも視線は、あたし達なのがわかる。
な~んか、視線が気になるんですが…。
日本語が話せる彼女は、あたしにとって救世主だった。
彼等も通訳ができたと思ったのか、住んでる場所や自分達の事を話してきた。。
ようやく友達は、厨房から出て来た。
あたしに気付くと
『私ちょっと忙しいけど、ゆっくりしてってね~』
『来る時間、タイミング悪かったみたいね』
『大丈夫よ。みんないい人だから楽しんで!FBIの人達。』
『インドネシアのFBI!?』
確かによく見ると、同じジャンバー着てる人達がいて、小さくて見づらいけど、横目で目を懲らして見ると 胸の部分に何やらマークがあって、その周りに小さく英語で……見づらいけど…何とかポリスって書いてる。
確かにみんな ガッチリしてる。
女性2人も あたしより かなり大きい。
2人のうちの一人、ディは 顔つきも恐い…。なんだか、目つきも恐くて、彼女にはずーーーっと睨まれてるような気がして仕方ない…。
他の男性陣は みんなお気楽そうに話して笑ってるので、本当に警察!?と思っちゃう。
とにかくインドネシア語が そこら辺中で飛び交ってる中、あたしは ほとんど口を開けず、せめて英語だけでもペラペラならなァ…なんて考えてました。
外国人との交流が多い ここ数ヶ月なのに、英語も話せないなんて、、、と情けない思いをする事は多々あります。 が、今まで 日本語だけで困った事がなかったので、こんなに重要性を感じようとは 思ってもみませんでした。 海外といってもハワイ以外は行った事無いので、日本語が通じるハワイでの生活で困った事も無く…。
英語の必要性を こんなに感じるなんて… 情けない…。
娘は2歳から 英会話を習っているので、多少の交流は恐いもの無し。
習わせてて良かった…とつくづく思います。
そんなこんなを思ってると、あたしの周りを彼らが囲み
『どうも ありがとうごじゃいま~す』と頭を下げる。
『え!?何!?何!?どうしたの!?』
私の友達のウィは、カウンターごしに
『これから時間ある?みんなを買い物に連れて行こうと思うの。車1台じゃ足りないから、あなたもお願い。』
と、あたしの予定を聞かずに、先に彼らと話をした結果、囲まれてしまったと。
『そういう事ならいいよ。でも、あたしの車5人でウィの車4人だよ?彼ら9人だもん足りないじゃん?』
『大丈夫、大丈夫!』
と、またインドネシア語で彼らと何やら話してしまって、あたしは蚊帳の外状態でした。
何が大丈夫何だろう・・・どうする気なんだろう? 行かない人がいるのかな…?
一人あれこれ考えていると、みんなが用意し始めたので、行くんだなと思い、あたしも帰る準備を。
通訳してくれてた友達にも 一緒に行こうと誘ったんだけど、何故か逃げるように帰ってしまった…。
インドネシアでは、そんなに警察ってすごいんだろうか???
彼らを見てると、とてもそんな風に見えないんだけど。
