こんにちは。

赤ちゃんとの登山。

智異山、雪岳山に続いて、今回は済州島にある韓国最高峰・漢拏山(ハルラサン)へ行ってきました。

標高1,947mの山頂、白鹿潭(ペンノクタム)を目指します。

今回の漢拏山は、登山そのものよりも天気に悩まされました。

 

天気のため、2日間延期しました

1日目は気温が高すぎたため断念。

2日目は雨が激しく降り、登山予約の日付を変更しました。

そして3日目。

済州島滞在中に挑戦できる、最後のチャンスです。

朝から少し雨が降っていましたが、空を見るとやみそうな感じもありました。

かなり悩みましたが、状況を見ながら挑戦してみることにしました。

結果的には、本当に登ってよかったと思える一日になりました。

今回は城板岳コースを往復

漢拏山の山頂・白鹿潭へ向かう代表的なコースは、

・城板岳コース(ソンパナク)
・観音寺コース(クァヌムサ)

の二つです。

私は以前、観音寺コースの往復と、観音寺から登って城板岳へ下りるコースも経験したことがあります。

今回は生後10か月の娘と一緒だったため、城板岳コースを往復することにしました。

城板岳コースは観音寺コースより距離が長い一方、全体的な傾斜は比較的なだらかです。

赤ちゃんを背負って歩く今回は、少しでも安定して歩けるコースを選びました。

 

登山口に着くと雨が……

宿を出たときは、空が少し明るくなっていました。

ところが、城板岳の登山口へ近づくにつれて、また雨が降り始めました。

駐車場で30~40分ほど待機したと思います。

ほかの登山者たちは、それほど迷わず出発していました。

しかし、私たちは生後10か月の娘と一緒です。

雨が強くなるようなら、そのまま諦めて帰るつもりでした。

しばらく待っていると、雨は降ったりやんだりを繰り返し、少しずつ弱くなってきました。

天気と娘の体調を確認し、少しでも危険を感じたら引き返すことを決めて、登山を開始しました。

 

白鹿潭へ行くには事前予約が必要

漢拏山のすべてのコースが予約制ではありませんが、白鹿潭まで登る城板岳コースと観音寺コースは、基本的に事前予約が必要です。

公式サイトで、

・登山コース
・訪問日
・人数
・入場予定時間

を選択して予約します。

▼漢拏山登山予約システム
https://visithalla.jeju.go.kr/main/main.do

登山口では予約内容と本人確認が行われるため、QRコードと身分証明書を準備してください。

外国人旅行者はパスポートを持参するのが安心です。

また、私がこの記事を書いている時点では、整備工事のため観音寺コースの予約が制限されていました。

コースの規制状況は変わる可能性があるため、訪問前に必ず公式サイトの最新情報を確認してください。

 

 

城板岳コースの距離とトイレ

城板岳コースは片道約9.6km、往復すると約19.2kmです。

距離は長いですが、登山道の多くは比較的なだらかです。

トイレは登りの場合、主に次の3か所で利用できます。

1.城板岳登山案内所
2.ソクパッ避難所
3.ツツジ畑避難所

コースの途中に適度な間隔で設置されているので、約19kmの長い登山でも大きな不便は感じませんでした。

 

 

山頂の景色は諦めていました

雨が降ったりやんだりする中で登り始めたため、山頂からの景色にはあまり期待していませんでした。

正直に言えば、少し残念な気持ちはありました。

今回、約1か月の間に韓国で標高の高い代表的な3座、智異山・雪岳山・漢拏山に娘と挑戦しました。

最初に登った智異山は、3座の中で一番大変だったにもかかわらず、山頂は真っ白な霧の中。

韓国の登山者が冗談で「コムタン」と呼ぶ、景色が何も見えない状態でした(笑)

雪岳山では素晴らしい景色を見ることができましたが、漢拏山も霧の中かもしれないと思っていました。

それでも漢拏山は済州島にあるため、気軽に翌週また来られる山ではありません。

夏が終われば次の機会は来年になるかもしれないと思い、山頂の景色が見えないことも覚悟して登りました。

 

山頂に近づくと、強い風が吹き始めました

標高が上がるにつれて風が強くなり、空が明るくなったり、再び雲に覆われたりするようになりました。

「もしかしたら山頂で晴れるかもしれない」

少しずつ期待が膨らみました。

しかし、雲に覆われている時間のほうが長く、赤ちゃんと一緒に山頂でいつまでも待つことはできません。

見られる景色を見て、決めた時間になったら下山しよう。

そう考えながら白鹿潭へ向かいました。

突然、雲が流れて白鹿潭が現れました

結果的に、これまで漢拏山を訪れた中でも特に美しい景色を見ることができました。

娘にとっては初めての白鹿潭。

妻とはこれまでにも何度か来たことがありますが、この日の景色は今までで一番印象的でした。

山頂に到着して最初に写真を撮ったときは、まだ周囲が雲に覆われていました。

ところが突然強い風が吹き、白鹿潭を隠していた雲が一気に流れていきました。

雨が続いたため、白鹿潭にはしっかりと水もたまっていました。

まるで絵のような景色が目の前に現れ、山頂で待っていた人たちから同時に、

「わあー!」

という歓声が上がりました。

天気のために2日間延期し、最後まで登るか悩んだ末に出会えた景色。

あの瞬間だけでも、登ってきた価値があったと思います。

 

下山中の雲と空も素晴らしかった

下山を始めてからも、山の間を流れる雲と変化する空がとてもきれいでした。

今回登った3座を個人的に比較すると、漢拏山は智異山や雪岳山よりも歩きやすく感じました。

智異山は岩が多く、特に下山時に足への負担が大きいコースです。

雪岳山の登山道はよく整備されていますが、傾斜が急です。

漢拏山の城板岳コースは傾斜が比較的なだらかで、登山道もよく整備されています。

濡れた火山岩も、個人的にはほかの山の岩より滑りにくく感じました。

ただし、雨の日の岩や木道は当然滑りやすいため、天候にかかわらず注意が必要です。

そして、一番大変だったのはやはり距離でした。

約15kgになる娘とベビーキャリア、荷物を背負って約19km歩くと、最後には肩がかなり疲れました。

それでも山頂で見た景色のおかげで、疲れも少し軽くなった気がしました。

生後10か月の娘と韓国の3座に登頂

これで、約1か月の間に挑戦した、

・智異山
・雪岳山
・漢拏山

韓国を代表する3つの高峰への登山を、生後10か月の娘と無事に終えることができました。

もちろん、娘は今回の景色を覚えていないと思います。

それでも、娘が自分で覚えられる年齢になるまで、毎年一緒にさまざまな山を歩きたいと思っています。

韓国の夏は暑すぎるので、赤ちゃんとの本格的な登山はいったんお休み。

少し涼しくなる秋から、また安全に登山を再開する予定です。

今回の登山はすべての赤ちゃんや家族におすすめできるものではありません。

私たちは近所の低い山から少しずつ距離と時間を延ばし、親の登山経験、娘の体調、当日の天候を確認しながら挑戦しました。

赤ちゃんとの登山を考えている方は、登頂よりも子どもの体調と安全を最優先に計画してください。

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